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私がお届けできること

今日は、「この仕事(生き方)で皆さんにお届けできること」について書きたいと思います。考えながら書いたので、結論は最後にあります。

コミュニケーションは「そうだね。」から。
株式会社そうだね代表の松本祥子(なかこ)です。
本名です。
コミュニケーション教育関連の執筆・出版、セミナー、講演などを生業とする夫婦の小さな会社をしています。

社名は、コミュニケーション教育が専門であり、長年英語学習のラジオやテレビ番組に関わり、英語やディベートのテキストを執筆している夫(松本茂)が名付けました。

この名前が降りてきたのは、2017年のとある日に、近所のイタリアンのお店(我が家の第二のダイニング)にて二人で食事をしている時でした。

相手をリスペクトするからこそコミュニケーションや議論をする、コミュニケーションにおいてリスペクトが大事ということを常日頃意識し、英語コミュニケーションやディベートについての発想や情報や学び方をお伝えしている私たち。

それにもかかわらず、相手を一旦受け入れ、Yes, but…で対話をすればいいのに、気を許しているからではありますが、余裕がないと「でも〜」とささくれ立った言い合いをしがちな自分たちへのメッセージとして、この「そうだね」という社名にしました。

実は、この社名に「この仕事でお届けできること」が込められています。

私は、大学院の修士課程在学時より、日本語教師をしておりました。過去形なのは、今年の3月をもって、大学の留学生を担当する非常勤講師を辞めたからです。辞めると決めるまでは、30年近く続けていた学生(留学生と日本人学生)と日本語を学ぶ仕事にアイデンティティがあり、執筆などの弊社の仕事はかなりのボリュームですが意識的には黒子という感覚でした。

でも、昨年の冬頃に、今の仕事の内容や働き方が面白くなっていることに気づいてしまいました。夫や仕事の関係者の方々と本の企画や執筆をしている創発的な時間を気に入っている自分に気づいてしまったのです。

なぜ気に入ってやりがいを感じているのか、改めて考えてみました。どうやら破壊と創造が好きみたいです。既存のテキストの改訂、新規テキストの企画・執筆、セミナーや講演内容のアップデートのプロセスにおける、破壊と創造が好きなんだなと思いました。

ここで破壊するのは、不要になった思い込みや情報やなぜか良しとされているルーティーンのようなものです。創造するのは、こういうのがあったら目から鱗的に面白いな、笑顔がきらっと輝く方がきっといらっしゃるだろうなと思える、そうだねと受け入れ安心した場で、本質的だけれどもふっと肩の力が抜けるような遊び心のあるコミュニケーションに関する学びの発信です。

今日は、「この仕事(生き方)でお届けできること」について書きました。書きながら、気づきがあり、とても素敵な時間になりました。お付き合いくださり、ありがとうございました。時間が来たので、ここで一旦失礼します。また遊びにいらしてくださいね。

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