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ステージとモード
ワーケーションや居住地制限撤廃など柔軟な働き方についてさまざまなところでお話させていただいたり、書かせていただくことが多くなっています(機会をいただき感謝です)。その中で繰り返し強調するのはオフィスか自宅か、学びと働く、旅と仕事など二者択一ではなく「どちらでもある=重ねる」ことです。
例えばいま研究を続けているワーケーションについては自分は次のように説明しています。
仕事と休暇を重ねることで可能になったり、価値を生み出したりするワークスタイルおよびライフスタイル
他にも新聞で中原先生@立教大はリスキリングや複業・副業を含めて、働くと学ぶを次のように「ながら続ける」ことの重要性を指摘しています。
「社会人になる」とは、「学び終えること」ではなく「働きながら、学び続け、変わり続けること」を意味する言葉になっている。
このように「重ねる」「ながら続ける」を別の言い方で表現するならば、ステージではなくモードで捉えるということかもしれません。
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学ぶと働くをステージだと捉える見方では、例えば大学の4年間は学ぶステージ、その次は就職して働くステージ、転職して…引退して…というようにステージごとの節目(試験や課題などの試練?)をハードル競走のように、ジャンプして乗り越えるようにキャリアや人生を進めていくというものです。
一方で学ぶと働くをモードだと捉えると、両者は同時並行でその境目は曖昧です。今は学びが多いモードだけど働くというモードも同時にあって、例えるなら片足に力を入れてもう片足を進めるといったスケートのようにキャリアや人生を進めていくというイメージになるのかなと思います。
みなさんの行うワーケーションはどうでしょう?ワーケーションもひとつのステージではなく、モードだと捉えてみてはどうでしょうか?
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