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こういうのが観たいから、私は球場に足を運ぶのである

「…カメラに映らない部分でこんなことしとったんかーい!(苦笑)」

私はLIVEが好きです。

音楽のLIVEもだけど、それと同じぐらい好きなのが、
スポーツの生観戦です。
なんだろう、次に何が起こるかわからない「現場感」とか、
その場の「空気感」が好きなのかなあ?と自分では思っています。

10日ほど前の話になりますが、
プロ野球の広島東洋カープと福岡ソフトバンクホークスの試合を
球場に見に行きました。
席は一塁側のベンチとカメラ席の境目あたり。
通路側で後ろの方だけど、最初から最後まで影がある
ありがたい席でした(=涼しい)。

いつもはテレビ観戦か、ラジオ観戦。
すごく応援がにぎやかで、盛り上がってる感じが伝わります。

特に今年は声出し応援解禁になったから尚更そうなのかもしれません。

一方、球場での観戦は結構静かです。
解説はありません(当たり前)。
打球音。
キャッチャーミットにボールが吸い込まれるときのパシっという音。
ウグイス嬢(って今も言うんかな)の選手名のコール。
応援団の演奏も遠くで聞こえます(遠くにいたからだけど)。

そして一番違うところ。
テレビだとカメラが映したものしか見られないけど、
球場ではどこを見てもいい!

うっかりすると、大事なバントの打球の行方を見落としたり、
得点したのに、今のは内野安打だった???
(リプレイ画像がスクリーンに出るけど)
喜んで良い?宮島さん歌って良い?
あ、応援団が歌い出したから良いんだな?ということもありますが。
(宮島さんは、カープが得点したときに球場で歌う曲です。
メロディは「うーらのはたけでポチがなくー」です)

今回私が注目したのは、
守備が終わったときにベンチに帰ってくる、
またはそれを迎える選手の皆さんの動きです。

守備の選手が戻ってくると、控えていた(具体的には上本さんが)
ベンチ横のダッグアウト(通路入り口)で待ち構えています。

レフトの西川龍馬さんが小走りで戻って来る
(なんならレフトが一塁側のベンチから一番遠い)。

戻ってくると必ずリアクションしてました。
ハイタッチしたり、ケツ叩いたり、なにか言葉を交わしつつ。
「お疲れさん」「ようやったな」「次、頑張ろう」とかかな?
もしかしたらそんな立派な(?)言葉じゃなくて、
「おーう!」とか、もっと単純な掛け声だけなのかもしれません
(流石に声は聞こえなかった)。

それを見るのがなんというか、良いなああ~って(語彙力ない)。
仲がいいんだなって。
改めて今のベンチの空気を感じました。

今年のカープは雰囲気がいいらしいと聞いてましたが、
実際見てみると、あー、本当にそうなんだなと。

こんなのはテレビには映りません。
現場でしか見られない光景です。

なので、もし本当に好きで、近くに球場があるなら。
ぜひ球場に足を運んでいただきたいなと。
そして体験してもらえるといいなと思います。

あと私、まだサッカーの現場観戦の面白さを体感出来ていないので、
来年オープンするらしいサンフレッチェ広島の新スタジアムにも
ぜひ足を運ぼうと思っています。
(今のスタジアムにも行ったことはあるんだけど寒かった記憶しかない…)

さあ、次はいつ行こうか?

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