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社員を大切にするから黒字になる。 甘いから赤字になる。

理念としくみを大切にすれば、どの会社でも出来る。そして、この本の著者、株式会社日本レーザー現会長近藤さんは会社の定義を作る考え方から始まりました。 


当然、会社とは収益を上げないといけない組織であり、存在意味がそこにあると思いますが、近藤さんは人こそ大事であると言います。
松下幸之助氏が松下電器は何を作っている会社かと問われれば人を作っている、と答えなさいと言ったそうですが、近藤さんも人が大事だと言います。 

https://www.amazon.co.jp/%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%82%92%E3%80%8C%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%8B%E3%82%89%E9%BB%92%E5%AD%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82%E3%80%8C%E7%94%98%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%8B%E3%82%89%E8%B5%A4%E5%AD%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B-%E8%BF%91%E8%97%A4%E5%AE%A3%E4%B9%8B-ebook/dp/B07JK3PJNL/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%82%92%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E9%BB%92%E5%AD%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82&qid=1590470458&sr=8-1


確かに人は大事だし企業の成長も、その逆も人が左右する事は当然かと思いますが、だからこそ人に失敗すると企業は終わると思います。
どんなに大きくなった組織、会社でも人事の失敗で傾くのが企業です。責任ある立場の人間が責任を取らずにいる事が企業にとって1番危険な状態かと思います。
「企業は人」というのはいいも悪いも含めて人だという意味だと理解しました。

働くことで得られる幸せを提供する。
人から愛される喜び。周りから必要とされる喜び。周りのお役に立つ喜び。その結果周りから感謝される喜び。
この働く上での根本的な喜び、働くことで得られる承認欲求こそが働くことの充実感や成長、喜びを生むと僕も思います。
誰もが承認欲求を得たくて日々、懸命に働いていて働くことで成長して得られること、収入ももちろん込みで承認を得られるんだと思います。
生涯現役という考え方もこの本にありました。
正直、僕の世代だと上の世代はバブル期に作れば売れた時代しか知らないじゃんと思っておりました。
なので、早く世代交代したいと。
ただ、もっと最近になって思うことは全員が可能な限り能力を発揮することがこれからは重要ではないかということで、
ここに書かれているように生涯現役で活躍してもらう、ここは考え方を切り替えていかなければいけないと感じています。

採用も人を育てるの非常に重要です。
その中で、会社が有名になる、経営者が有名になるのはいい人材を集めるうえで、たいへん大きな力になる、という側面はうちに足りない部分かと思いました。
もっと目立つようにしないといけません。


若い人でも活躍すれば収入は得られる体制が今のこれからの日本に必要です。
若い世代、これから背負う世代のためにも採用面から見直し、新入社員に求めるだけでなく会社としてもやらなきゃいけないと思いました。
作文を書くというのは面白いと思います。
目標を設定して達成した経験はございますか、これまでなかったものを生み出した経験はございますか。
非常に的を得ていると思います。
教育については社長自らが行う体制も面白かったです。
社内の数字を全て共有する。これは会社側が社員に説明できないような支出や矛盾がないと出来ないことだと思います。
会社と社員の信頼関係のためにこう出来るようになれればとも思います。
近藤社長は運がいいと言われると書かれてますが、運がいいとは、時に損得なしで人付き合いが出来ること、人生誰しもがいい時ばかりでない訳で困ったときに助けれること。
そういったことが後に返ってきて長い目で見ると付いてる人生になるんだと思います。
僕自身もよく運がいいね、付いてるね、って言われる方ですが…
謙虚に努力したいと思います。

制度を作る際の、社員のモチベーションになるかが基準、他社の事例を学ぶ謙虚さが必要。
これも弊社では出来ているつもりではありますが、改めて明文化されるとこの通りかと思います。
長く働くと逆に外が見えなくなるため、ハトマさんの月例会のように他社情報も含めて、他のブランドさんや会社さんの情報も含めて情報を持っているか否かも重要だと思いました。

厳しくも社員を大切にするバランスが改めて重要だと感じ、比較的できていることも多かった印象です。
また、考え方も近しい部分が多く、謙虚に改善することを継続していけばいいのかなと自信にもなりました。

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