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誰もが「右肩上がり」の人生を送りたい。でも自転車に乗ると「ラクな下り坂」を選んでしまう。世界を変える「ペダルの漕ぎ方」


私は仙台市でUberEatsの配達をしている29歳男性です。

最近、Uberの配達を「原付」から「自転車」に変更しました。

ここのところ、ろくに運動していないアラサーの私です。

すぐに太ももから悲鳴が上がりました。

しかも原付で配達するより配達スピードが落ち、Uberの収入も減りました。

それでも、なぜか原付よりも自転車に乗りたい。

今回は、私を自転車へと駆り立てる衝動は何なのか?を記事にした内容です。

結論から言ってしまうと「夢を背負って、目標に向かって走りたい」という強い願望が、ペダルを踏む「私の原動力」です。

少々長くなりますが、自転車についての「私の語り」にお付き合い下さい。

写真 - Google フォト

(※私が自転車にハマり始めた頃の写真です。
地元、三重県の桜と自転車です。)

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私は「クロスバイク」というタイプの自転車でUberの配達をしています。

クロスバイクとは、ロードバイクとマウンテンバイクを足して2で割ったような自転車です。

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原付や電動自転車と違い、クロスバイクの動力は「私の足」です。

これが私にとっては面白いのです。

私の力が直に伝わる乗り物「自転車」

私が手を抜けば、即座に自転車のスピードが落ちます。

私が必死でペダルを漕げば、自転車はスピードを上げて応えてくれます。

当たり前のことを言っているようですが、自転車に乗ってみると違うんです。

自転車に乗ると「風」を感じるんです。

自転車が加速するほど、体に風を感じるのです。

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ここで、私1人が興奮していても仕方がないので、

普段全く自転車に乗らない人を意識して話をします。

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自転車は漕ぎ始める時が、一番「力」がいります。

自転車の速度もゼロ、自転車も安定せず左右にぐらつく。

この状態で自転車を前に進めるためには、力強い踏み込む力が必要です。

この最初のペダルの踏み込みで

「0」だった自転車の速度が、「1」になるのです。

そして、ペダルをドンドン回していくほど、

より小さい力で、より速く加速していくのです。


どんなことも物事を始めるときは、膨大な力が必要ですが、

一度、軌道に乗ってしまえば、大きな力がなくても楽々と物事が進むはずです。


もちろん、いくら軌道に乗ってラクが出来ると言っても

自転車のペダルを漕ぐことをやめれば自転車が止まるように

どんな仕事も、サボっていたら一向に前には進みません。


しかし、私もそうですが人間はラクな道を選びたがります。

自転車に乗っていれば「上り坂」よりも「下り坂」。

「見通しの悪い凸凹した道路」よりも「舗装が行き届いた平坦な道路」。

「細い曲がりくねった道」よりも「太くまっすぐな道」の方が明らかに走りやすいです。


人間は不思議なもので

「人生」は「右肩上がり」の人生を望みます。

誰も「下り坂の人生」を望みません。

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しかし、自転車にのると

人は「上り坂」を上りたいとは思いません。

誰もが「下り坂」を選び、「下り坂」を下ります。

坂を下る時には「力」はいらないので「ラク」です。

ペダルを漕がなくても、どんどん加速して坂を下ります。

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私は大学受験で失敗して、浪人生活でろくに勉強しなかったときも「ラク」でした。何の苦労もせず、実家のご飯を食べられ、24時間自分のために時間を使える。親が来ても「勉強している素振り」を見せればいい。

ペダルを漕ぐことをやめてしまった私の自堕落な人生。

ものすごいスピードで、人生の道を下っていくのを感じました。

「下る」というより「落ちる」です。

人間性を腐らせるのには「怠惰な1日」があればいい。

私の苦い青春で学んだことです。

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毎日ゴロゴロして、スマホやYouTubeを見ている人生は「ラク」です。

1年間、浪人生活でドラゴンボールも、スラムダンクも、ハンターハンターも、エヴァンゲリオンもありとあらゆるアニメ、漫画を読みました。

1年間ネットカフェに生活しているような生活です。

衣食住も揃って、ストレスフリーな生活は快適です。

しかし、私の人生の中で一番、病んでいた時期も、

この浪人生活の1年でした。


オタクだった私です。

落ちるところまで落ちた人生を、よじ登っていくのは並大抵の努力では足りません。

机に10分向かうことさえ、ままならない。

漫画なら何巻あっても読めるのに、教科書や本になると1ページも読み進められない。

全く活字を読む能力も失われ、人と話すときの適切な声のボリュームも分からなくなるほど、ありとあらゆる能力と感覚が鈍っていました。

自分の家で閉じこもっていても、何の経験値も積まれない。

小学生の時にポケモンの総プレイ時間が100時間、200時間を超えても、現実の私のレベルは1ミリも上がっていない。

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「変わりたい」

「何がなんでも変わりたい」

大学受験に2年連続で失敗して、

書類選考だけで入学できる「通信制の大学」に入学したときの私の心境です。

がむしゃらにアルバイトをやったり、NPO団体のボランティアに参加し、自然農や地元ダム反対運動の活動を見たり、三重県から東京までヒッチハイクなんかもしてみました。

「何も明確な目標がありません」

「ただ今の自分ではダメだ。気を抜けば浪人生活の地獄に後戻りだ。」

「12歳の時から私は、何も変わっていない」

「何歳までコンビニで、週刊ジャンプを立ち読みしているつもりか」

「12歳の時の自分の言葉を忘れたか」

「20歳の自分はカッコいい大人になっていますか?」

「人の役に立つ大人になっていますか?」

どこに目指すべきかは私は分かりません。

でも、じっとしていても何の実力も能力も身につかないのは「分かる」。

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Instagram【カッコ良い大人と正義のヒーロー】

漫画の主人公のように

ある日、突然「特殊能力」に目覚めたり、「ドラえもん」のような”SFめいたもの”との出会いも、100%存在しないことは20年間生きてきただけで、十分に分かっている。

シンデレラのような魔法も存在しない。

存在するのは、アニメの魔法にかかっている自分だ。

実力、能力は降って湧いてくるものじゃない。

もがけ。

何でもいい、前に進め。

自分の人生は一度きりだ。

ドラクエのようにゲームオーバーでやり直しが効く、人生ではない。

私がどんだけ後悔しても浪人生活の1年間は取り戻せない。

「あの時、ああすれば良かった」

「自分はやれば出来る」

と思っているだけでは何にも変わらない。

「今」何をするかだ。


「私の人生」と「自転車」は似ているのです。

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29歳の今現在の私も、具体的な夢や目標があるわけではありません。


しかし、浪人生の私とは違い「持っている夢」は大きくなりました。


「世界を救うヒーローになる」


これが今の私の夢です。


私にとって世界を救うことが「カッコいい大人」です。


この世からコーラも遺伝子組み換え食品をなくして、

脳がどこまでも加速する「天の食文化」を世界に広めたい。

カロリー表示も気にせず、糖分、塩分、酸素を存分に取って、

脳の回転をどこまでも速くさせたい。

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画像:体を動かす「電気」は「塩」でつくられる.001


世界は誰でも変えられます。

私はRAPTブログから、そのことを学びました。


人生の目標をどこに置くかで、

その人の生き方が変わります。

1日中、家でゴロゴロしてスマホをいじっている人と

1日中、勤勉に夢を追いかけ続けている人の人生は違います。

その違いは、話す言葉に現れます。

一日中ゴロゴロしている人は、

話す話題が乏しく、話が退屈でつまらないです。

1日中夢を実現しようと、もがく人の話は、

毎日話していても話題に尽きることがなく、毎日新しい発見があって刺激をうけて面白い。


「実家に引きこもっていた頃の私」の話は、驚くほど つまらないです。

今もそんなに面白い話ができているか分かりませんが、

少なくとも「私の人生」は語れます。

迷いながら、上り坂を必死で漕いできた「私の人生」です。

浪人時代の下り坂を下って、勢い付いたスピードを活かしでも、

上り坂を必死で登ってきた人生です。

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自転車は後ろを見ていても、前には進みません。

ペダルを漕いだ分だけ、前に進みます。


終わりの見えない急斜面の坂でも、

全身を使って「立ち漕ぎ」したり、

自転車から降りて歩いて押し進めたり、

ありとあらゆる手を尽くせば

どんな上り坂でも登れます。


高い上り坂を登った時の達成感は、何とも言えません。

今、私の目の前には、世界一長い「上り坂」があります。

私の人生で世界を救うという「私の夢」です。

とても高いところにある夢に向かって、今日も私はペダルを踏みます。


ペダルを踏みこんで、動き出した「私の人生」

世界を変えるというゴールするまで「ペダルを回し続けます」


あなたの人生を、

あなたの100%の力で

「右肩上がりの人生」とい坂を上っていきませんか?


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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