能力主義社会へのシフトは、歓迎すべきことなのか?
先日、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏が米国籍であることが話題になりました。最近のノーベル賞受賞者の日本人は、米国籍の方が続いています。
これは流れはノーベル賞受賞者に限りません。エンジニアから野球選手に至るまで、優秀な人が海外に移り住んでしまうというのは、本当によくあるパターンです。また、そこまで行かなくても、日本企業を辞めて外資系に移ってしまう人もたくさんいます。
また、転職に踏み切らない人でも、無能な中年社員がいつまでも会社に居座り、自分よりもいい給与を手にしていることを不満に思っている人はたくさんいます。
そしていよいよ、日本企業もこうした無能社員のリストラに踏み切っているようなのです。
さてこのシフト、本当に歓迎すべきことなのでしょうか?
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