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「AIお任せ時代」に人間がやることが見えてきた

一昨日ちょっと妻と一緒に今まで行ったことのないお店へと出かけました。こんな時に頼りになるのがスマホの地図アプリです。地図アプリを立ち上げて目的地を入力すれば準備完了です。2種類のルートが表示されたので、なんとなく気分でハイウェイ680号を通るルートを選択。もちろんなんの迷いもなく目的地に到着しました。思いの外早く用事が早く済んだので、このまま買い物に行こうとそこからさほど遠くないところにある大規模モールを検索。すると、今度もルートが2種類選択されたので近そうな方を選択しました。なんの問題もなく着いたのは言うまでもありません。

買い物と夕食を終えての帰り道も、もちろんナビのお世話になりました。今度はルートが1種類しか表示されなかったのでそのまま出発。走り出して早々いきなり車線を間違えてルートから外れてしまったのですが、瞬時に新しいルートが表示されてなんの支障もなく帰宅しました。

ちょっと感動的だったのが、このときの新しいルートの算出の速さです。昔のカーナビだったら「リルートします」なんて繰り返しながら軽く30秒くらいかかっていたのに、ほんの1、2秒くらいで新しいルートが表示されたのです。

今回使っていたのはアップルのナビでしたが、発表当初はダメだったこのアプリも、最近ではすっかり賢くなりました。交差点やハイウェイの出口が近づいてくると、どのレーンに入っていればいいのかまで教えてくれます。また渋滞情報も加味して最短時間で着く道を表示してくれます。これに逆らって自分の勘を信じていくと、ほぼ確実にナビの選択に敗北します。

なお、日本にいる時には割とグーグルの地図アプリを利用してるのですが、それは、地下鉄の出口まで教えてくれるからです。これまた本当に精度が高く、何分の電車に乗ってどの出口で街に出ればいいのかまで、すべて教えてくれます。当にあり得ないレベルの能力です。この、目的地までの最適ルートを選択するという作業においては、AIはすでに人間の何倍も賢いと言っても良いでしょう。

人間に任される仕事

しばらく前の記事で、仕事には「観察」「分析」「決定」「実行」の4種類がある、というような話を書きました。図にするとこんな感じです。緑が人間の仕事で、青が機械や道具が補助してくれる部分です。インターネット以前に世界は、まさしくこんな感じでした。

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