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団地猫、近況報告

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平和な日々

 毎日が猫との格闘だったことを思うと、あまりに平和な数日を過ごしている。猫は相変わらず臆病で、物音や人の動きで隠れはするけれど、ずいぶんとヒトの生活に慣れてきたようだ。朝起きてケージをあけ、中の掃除をしてトイレの砂を掃除する。水を取り替え補充する。

 その間に猫は好みの場所に行きおとなしくして待っている。餌の気配に気がつくと、ニャーニャー鳴いて催促し、薬が入っているのを知っているはずなのにお構いもせずガツガツ食べる。いくら食べてもなくなると催促するので、きっと今度の通院の時には4kg超えしているに違いない。全身の傷はもうほとんどなく、禿げたところも徐々にだけれど、産毛のような細い毛が生えてきている。

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たまに甘えるようになった

 この一連の儀式が1日2回、朝と夜にやってくる。仕事に出るときと寝るときはまたケージに入る。最初の頃、苦労に苦労を重ねて中に入れていたのが嘘のように、自分から入るか、ちょっとしたおやつで誘導される。まだ少し全身が痒いのだろう、柔らかいシャンプーブラシで毛を繕ってやると、ゴロゴロと気持ちよさそうに喉を鳴らすこともある。
 在宅の時はできるだけ好きなように放すようにしているので、TVに反応したり、違う部屋を探検したりと気ままだ。あれだけ怖がって近づかなかったのに、気が向くと撫でろと催促して寄ってくることも稀にある。なるほどみんなこれに参ってしまうんだろうなと納得。

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相変わらずの、

 一歩外に出ると、やはり野良猫はいるけれど、勢力が変わったからか、現れる猫の数と猫が変わっている。前はせいぜい2匹だったのが、常時4匹今まで見たことがない猫が餌を狙って待っている。餌やりさんたちは相変わらず多い、桜耳ではない猫もいるから、これからもっと増えるかもしれない。安易に苦情として申し入れたら処分されるだろうから、自治会やサービスセンターに相談しようかどうか悩むところだ。

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さて今週は平和だったが来週もこの静けさが続きますように……。

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宜しければサポートの程よろしくお願い申し上げます。いただいたサポートは全て団地猫の病院代・餌代、里親探しの費用に使用させていただきます。