教員3年目が機関誌論文を書いて「良かった」と思った2つのこと
こんにちは、まつだです。
今回は、昨年度教員3年目で機関誌論文を書いて「良かった」と思った2つのことをnoteに書き留めておきたいと思います。
やって良かったと思ったこと一つ目は、「現状を整理することができた」こと。
二つ目は、「自分の好きに気がつけたこと」です。
ちょっと抽象的だと思うので、論文を書いた経緯等は下記を読んでいただければと思います。
オンライン授業初期
2020年度は、新型コロナウイルスの影響がありオンライン授業を余儀なくされ手探り状態での新学期がスタートしました。
「オンラインで授業?・・・」
「どうやってやんの??」
「テストは・・・?」
「使う教材は・・・?」
教員の出勤もままならない状態で、どうやって生徒たちに授業をすればいいのか・・・?
不安たっぷりで始まったオンライン授業のことは今でも鮮明に覚えています。
ありとあらゆる教育機関が停止し、新しい学びのスタイルを構築していかなければなりませんでした。
今となっては、「良い経験だった」と思えますが当初は正直本当に・・・
「しんどかった・・・」
授業をしたり、生徒と関わるのがしんどいのではなく、
自らの学校の中で「0(ゼロ)」から新しいものを創造
することがとても大変で、しんどかったです。
教員である私もしんどかったと思いますが、何より生徒が一番しんどかったと思いますね・・・
本当によく頑張っていると思います。
ってここで言ってもしょうがないんですが・・・(笑)
さて、そんな状況の中で「一体、大学はどんな授業をしているのか・・・?」と疑問に思ったので、大学生の時に非常にお世話になった先生に相談してみることに・・・
大学の先生に相談
私の学校が、その時取り組んでいた事例や大学で行っている事例を共有していると、大学の先生から「そういえば、今度の大学の雑誌のテーマがICTとかその辺だから、論文書いてみなよ」と言われ、仕事の誘いは断らない主義だったので「やります!!」と返事をしました。
正直、論文は卒業論文で書いただけなのでできるかどうか不安でしたし、業務もてんてこまいの時期だったので書き切れるかどうかわかりませんでしたが、やってみて良かったです。
「良かった」こと2つ
やって「良かった」と思ったこと一つ目は
一つ目、「現状を整理することができた」こと
とにかく、今あるICT機器や環境でできることをフル活用して実践しているとふと思うんですよね。
本当にこれでいいのか?・・・と
その不安を解消するためにも一度私の学校が実際に行っていることを整理し、論理的に考察することで、不安を解消するとともに現状整理することができました。
論文は、ただ自分の意見を書くのではなく、さまざまな文献をもとに自分の意見を述べることです。
それを機関誌に載せてもらえるのは、なんだか社会的に認められた気分にもなり自信に繋がりました。
大人になってみて、認められたりする機会が学生の頃と比べてほとんどありませんからね〜・・・
二つ目、「自分の好きに気がつけたこと」です。
もともと、文章を書くのは得意ではありませんでしたが、論文を書いていると「自分の意見を、さまざまな文献を引っ張り出してきて書くのが楽しいな〜」と感じることができました。
大学時代、卒業論文を書いている時もそう思っていましたが改めて論文を書いてみると楽しかったと気がつくことができました。
まとめ
以前、猛威を振るう新型コロナウイルスは、2021年度から始まる新学期も以前影響を与えることが予想されます。
今回、機関誌論文を執筆のお話をくれた大学の先生には感謝しています。
また、論文を書くにあたり発信の重要性についても気がつくことができました。
この経験を、次に繋げるためにもICTの活用の方法や実践例を発信していきたいと思います!!
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