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農薬を使っても無農薬栽培!?

農薬とは…
農薬法から農薬を理解すると「何らかの病気を予防、または治癒する目的のために使うもの」となります。
判りやすく例を言うと、イチゴの場合、「うどんこ病を予防、治癒するために使う登録された農薬を散布する化学農薬」を指します。
この定義で更に考えると、「木酢酢をうどんこ病の予防、治癒に対して使用する」も農薬扱いになります。
後者の木酢酢とは、炭を作る際に出る水蒸気を冷やして、液体にしたものですで、自然由来のものです。
農薬と認識するのは、石油由来の農薬でも、自然由来の農薬でも関係なく、あくまで「何らかの病気を予防、または治癒する目的のために使うもの」です。
極端ですが、牛乳を使用しても、前述の定義で使うと農薬扱いになります。

ここで問題があります。
農薬法の則って、農薬として登録しているかという部分です。
一般的な農薬は、化学農薬や細菌農薬などカテゴリーがありますが、その安全性を確認し登録がされており、その上で流通、販売されています。
木酢酢や牛乳は、当然のことながら、その登録がされていないため、厳密な農薬法の解釈から見ると、“違法農薬の使用”という解釈になります。

ここで抜け道的に、「何らかの病気を予防、または治癒する目的のために使うもの」ではなく、「空気の洗浄や環境改善」のために利用しているとして農薬法を逃れて使うケースも見られます。

MD-Farmでは、全く農薬を使用せず、完全にフリーとなっていますので、この部分で、高いレベルでの安全・安心が確立しています。


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