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種子繁殖で、完全無農薬

イチゴの植物工場で、育苗農法は3つ
イチゴの植物工場を運用する上で、苗を用意する方法は3つあります。
(1)ランナー取りによる栄養繁殖
(2)培養苗の活用
(3)種子繁殖

日本のイチゴ農家で行われている方法
日本国内のイチゴ農家で行われている方法は、(1)のランナー取りによる栄養繁殖がほとんどです。
大規模栽培農家や観光農園などは、苗業者から子苗を購入しているケースもあります。

ランナー取りによる栄養繁殖方法は病気が発生しやすい
これは、その性質上、しょうがないもので、以下に病気の発生を抑えるか、または発生してもリカバリーするかという方向性を選択せざるを得ません。

完全無農薬栽培には、ウィルスフリー苗の採用が必須
(2)培養か(3)種子繁殖を活用すれば、ウィルスフリー苗を使うことができるので、完全無農薬栽培を行うことも可能です。
培養にもウィークポイントがあり、変異が起きやすく、同一品質の収穫を構築することが難しい。そもそも培養苗は高価で管理もたいへんです。
(3)種子繁殖のウィークポイントは、発芽からの栽培ノウハウを持っている農家がごく少数であることと、イチゴの発芽率が低いというポイントがあります。

MD-Farmでは、独自の発芽システムを構築し、ウィークポイントを克服
MD-Farmでは、完全閉鎖型の植物工場システムによる発芽システムを構築済みで、種子繁殖のウィークポイントを克服しています。



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