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【読書】自分でやった方が早い病

※個人的な感想です

〈要点〉

・「自分でやった方が早い」はリーダーとして失格。自分がやった方が早いという裏には、誰かが泣いている
・「自分でやった方が早い病」の人は、他人に文句ばかり言っている人

・3つの「勘違いすんな!」
 ①他の人に任せられない=他人を信頼していないということ。そしてそれは、逆に自分も信頼されていないことを意味する。他人に文句を言っている人は、周りのレベルが低いのではない。自分のレベルも低いことを意味しているので、勘違いすんな!
 ②方向性を決めて誰でもできるようにしてから仕事を振るのは、自分の成功のために利用しているだけ!勘違いすんな!
 ③遠慮して仕事を任せられない…「遠慮」という綺麗な言葉を使ってるけど、信頼関係ができてないだけ!勘違いすんな!

・人の4つの幸せ
 ①人に愛されること
 ②人にほめられること
 ③人の役に立つこと
 ④人から必要とされること
 →「面倒だから任せよう」だと相手が一生懸命になるはずがない。「部下の成長を促そう、部下の足りないところを成長させるような内容を振ろう」と意識を

・任せるための心構え
 ①「任せる」は失敗が前提
 ②楽にはならない(1-2年なんて短いスパンで考えたら無理よ

・「悩みの量」と「気づきの量」はイコール!
部下を育てる余裕がないということは、「未来は必要ない」と言っているのと同じ

任せて業績が悪くなったら、自分で仕事をして成果を出す!そしたらまた部下に仕事を任せてみる!振り子のように何度も繰り返して、ちょうどいい場所をさがしていく(初めはできるだけ短い「振り子」を。1時間の間に両方ふれるくらの)

・仕事を任せても大丈夫な人
 ①信頼性があるか?
 ②責任感があるか?
 いったん任せたら口出ししない!

・マニュアルを作って仕事をしてもらうときは「70点」のマニュアル作成を。30点は自分で考えてやってもらうように

・人に動いてもらうには「己の生き様」が問われる。「師をみつける」ことが重要で、師を持っていない人は、いくら経験をしても人生は深まらない(我以外、みな師なり:本でも知らない人でもなんでもよい)
・読書も良いが、学問の中で「生き方」につながらない学問は、一切ムダ
・失敗から学ぶ力こそが、リーダーになるために最も必要な能力の一つ。他人のせいにしない!

〈雑感〉

・なかなか仕事を振れない自分もまた、まだまだなんだろうな…。
・仕事を振って業績が下がったら、自分で動いて業績をとる!というのは、逆に気持ち的に楽になったかも。今までは「あーまた結局自分がやるのかー」になっていた。
・「面倒だから任せよう」だと相手が一生懸命になるはずがない。確かに!





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