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60代!あなたの選ぶ人生は、わくわく人生?がっかり人生?

こんにちは、まっつんです。

最近の60代って精神的にも肉体的にも若い人が多いので第二の人生をアクティブライフで謳歌している方も多いと思います。

わくわくする人生を過ごせることは、とても素敵なことですね。

今回は、そんな第二の人生をスタートするにあたってのヒントを書いてみようと思います。じんじーず第1305話60代をどう生きる?「会社からの精神的卒業ができないと第二の人生は始まらない!」にも描いていますので併せてご覧ください。

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会社を卒業するとどうなるの?

アメリカでは年齢で一律に会社を辞めるという定年はありません。あくまでその仕事に対してのパフォーマンスがあるか?ないか?で決まります。単純ですが実力主義的で若い方には受けそうですね。ですから年齢を理由とした解雇は就職差別として連邦法によって禁じられています。

日本のサラリーマンは、年齢の到来で一律定年退職と言う制度です。会社の就業規則に定年に関する事項を明記して、従業員はだれでも閲覧できるようにしてあるはずです。(労働基準法第106条に就業規則を労働者に周知させる必要があると記されています)

そもそも定年退職(Retirement)すると、どうなるのでしょう。

✅ 定年退職(会社を卒業)すると、どうなるか?

1.社会的身分の喪失(誕生日の月末か60歳を迎えた年度末)

2.定期的な給与所得がなくなる(年金の満額支給は65歳から)

3.毎日が日曜日の状態となる(自ら予定をつくらないと何も起きない)

4.誰にも拘束されない自由を得る(100%自分で人生をコントロール)

端的にいえば、「働かざる者喰うべからず」という世界にエントリーしたようなものです。

つまり、自分で計画して、自分で実行していかないと、誰も指示してくれませんし、動いてもくれません。そして行動(仕事)をしない限り、サラリーマン時代の様に毎月給料日に定期的な収入が入ってきません。

自営業を営んでいる方からすると「なんだ、そんなの当たり前じゃん!」の世界ですが、サラリーマン生活が長いとそうは行きません。

世界が変わって、ルールも変わったことを理解する。

人生には取扱い説明書などありません。人生は100%貴方個人の1点ものですから何を決断して、どうするかは、貴方次第なのです。サラリーマンを長くしていると、つい上から指示が下りてきて、定められた期限内に仲間と巨力して完了させるというプロセスで動くようにならされていますから、本来の「生きるというルール」をすぐには飲み込めないのもムリはありません。

✅ 定年退職(会社を卒業)した後の世界のルールはどうなる?

1.自分で決めて、自分で動く。(指示もなければ、部下もいない)

2.自分の価値は実績で示すしかない。(会社名や肩書は意味を失う)

3.役割は自分で作るしかない。(誰も社会的役割を割振ってはくれない)

一夜で、昨日までの世界と今日からの世界は全く生きるルールが変わったということを早く理解した人ほど、いいスタートを切れます。(当然、50代からの準備を強くお勧めします)

まっつんの経験で恐縮ですが、社宅の退去(定年まで住み続けている時点でヤバイ)を勧告した定年退職する部長クラスの方に「なんで定年しただけで社宅をすぐに返す必要があるんだ!人事部から持ち家取得の指示なんてなかったぞ!」とゴネられた方がいたことを思い出します。そもそも持ち家購入の指示を出す会社ありませんから・・・。会社からの精神的な卒業が出来ていない証拠ですね。こうならないように私も含めてですが、注意したいものです。

会社からの精神的卒業をするためにどうするか!

1.完全卒業を選んだ場合 (きっぱり卒業型)

会社から完全に卒業することを選択した方は、実は会社にいる50代のころから定年後を見据えて、事前に計画を立てて方が多いのです。新しチャレンジを目指す方には定年退職は単なる通過点でしかありません。気にせず前へ進んでください。

2.嘱託再雇用や再就職を選んだ場合(しばらく留年型)

給料は大幅に減額されたり、正社員でない身分となったり、不満もあるでしょうが、これまでの人生の延長でしばらく様子見ができますから、50代で準備不足だった人もここで再度、定年後の生活を考えてみるといいでしょう。でないと65歳若しくは70歳で同じことを繰りかえすだけになります。

(ご参考)

これまで、依存していたモノをいきなり絶つことは、人はなかなかできないものです。若い方はスマホを全くなくなったら?ってイメージしてみると案外分かりやすいかもしれません。「インターネットゲーム依存症」や「スマホ依存」現代はなんでも過度の依存が存在しています。精神的に会社を卒業できないとは所謂、「会社依存症」ですね。依存した状態とは、自分自身の行動をコントロールすることができなくなった状態を指しますが、脳の中の「前頭葉」の働きが弱まっているのではということが推測されています。お年寄りが暴言を吐いたり、社会的規範から逸脱した行為をしたりするのもこの「前頭葉」の働きが弱っているからではないか?という仮説もあるようです。

目標をもって計画を実行することで「前頭葉」は刺激を受け、老化を防止するとも言われていますから、会社依存症からの卒業とわくわくライフを実践するためにも、受け身の人生から、行動する人生へのシフトが重要なのです。

皆さまが、素晴らしいわくわく人生をおくれることをお祈りいたします。

前頭葉の持つ実行機能 (executive function) と呼ばれる能力は、現在の行動によって生じる未来における結果の認知や、より良い行動の選択、許容され難い社会的応答の無効化と抑圧、物事の類似点や相違点の判断に関する能力と関係している。ウキペディアより

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

次回もよろしくお願いします。

✅ ↓ じんじーずに興味のある方はこちらもどうぞ!

https://mangahack.com/comics/3165/episodes/67054




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