相談援助を志したのはいつ??

私はプライベートでもよく相談をされることが多い
ねぇさん、なんて言われて愚痴から重たい話から全部とりあえず聞いてる

相談されることは良いことだし、全然キャパオーバーしてないんだけどどうして私はその立ち位置になるのかなぁ、と思ってここで考察しようかなーって感じ



【初めての相談は小学4年生?】

初めて相談されたのはそのくらいだったと思う
当時、アニメ『ヒカルの碁』が爆発的に流行っていた
そのおかげで私は囲碁に興味を持ち地域の公民館で土曜の19:00?から行われている『ヒカルの会』に参加していた

当時の私より小さな子から上は高校生まで幅広い学生さんが参加していた。私はそこで同い年の2人と出会った

その2人共、学校ではいじめられているらしくその相談を私にしてきたのだ
初めて相談をされた時、どう答えたらいいかわからなかったからもあってなんて答えたのか覚えてない
多分、ひたすら2人の話を聞いていたと思う
当時から私は傾聴の概念をどこかで分かっていたのかもしれないなと思った



【カウンセラーを志したのは?】

それまで自分の将来は『ケーキ屋さん』なんて幼い子なら誰でも思うようないわゆる"夢"として認識していた
でも、だんだん自分の将来を最初に具体的に考えたのは小学6年生の卒業文集を書く時

その欄には『カウンセラーや、学校の先生、作詞者なんかになって、いつか、この思いをぶつけてみたいなぁ。。。!!』って書いてある

うん、あながち間違ってない

だけどその後、中学生の頃は国語の先生を志したりしてしっくり来ず、先生繋がりで養護教諭を志した時、親や学校の先生からすごい狭き門だよ?って言われてそっかぁ、って他の選択肢を考えた時にふと思った

私って教えたいの??
なんか違うくない??

でも、工場で機械的に仕事をするようなことは私のやりたいことではないし……
少なくとも人相手、対人援助職になりたい

人相手ってことは………

あぁ、私は人の話を聴きたいんだ

この結論に至った時はホントに視界が開けた感じがした
なるほど、私は人に直接関わる仕事がしたいんだと
そしてカウンセラー、臨床心理士を目指すことにした

わけだが、

まだ当時は臨床心理士が非常勤扱いの求人しかなくワーキングプアなんて呼ばれてた
国家資格化の動きもあったようだがまだそれは具現化してなくて臨床心理士を目指す人にとってまだ過酷な現状があった


【紆余曲折を経て精神保健福祉士へ】

というわけで、
臨床心理士が目指せる大学を受験するも尽く落ちる
要するに私の偏差値が足りないのだが……笑

そんな時、母親に精神保健福祉士はどう??と言われた
最初、『精神保健福祉士』ときいて抱いた感情は

"精神保健=精神障害者が対象"
"精神障害者は入院してる人"
というイメージで私の中で目指す範疇になかった

私としてはもっと対象が広くて精神科と言うより心療内科で働きたかったのだ


でも、精神保健福祉士は国家資格
臨床心理士は民間の資格
今後働くことを考えると精神保健福祉士の方が良いのだろうか……
自問自答していると
臨床心理士になれる学科もあるし
精神保健福祉士になれる学科もある大学に合格

大学に入学してから決めようかと入学

講義私の知らない世界が広がった

あ、私のしたいことは精神保健福祉士の中にあるかもしれない
そう純粋に思った
クライエントの話を聞いてトータル的に支援する
クライエントを多角的に理解する
私のやりたいことではないか!!!


とまぁ、こんな具合に志すのですが
私も大学時代病みまして
学校に行けず単位が足りなくてぎりぎり社会福祉士は受験できたのですが一回受験で落ちて2回目で受りました
つまり、1年働きながら取ったのですがその中でやっぱり精神保健福祉士になりたいと学校(短期養成校)に入り直して受験。
1発合格で精神保健福祉士になれたのでした!

で、今に至ります。

資格をとったとはいえ永遠に自己研鑽に努める必要があります
自分の支援が本当によかったのか
自問自答するのももちろん、他の職種と話し合ったり同じ職種同士でスーパービジョンをしあったりと常に寄り良い支援をクライエントに提供していく必要があります

私はまだまだ道半ば
これからもクライエントはもちろん、自分自身のために走り続けます

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