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自らに由るのが自由

人と比べる癖というか習慣というか性はどうにもならない。
仕事で他人より劣っている(な気がする)
あの人よりも見た目が残念(だと思う)
皆、休日を充実させてるのに(自分はそれに比べて)

誰が決めてるんだろうねえ、その尺度。
周りの人とたくさん口を利いて上手く雰囲気に合わせるのが良いのか。
必要最低限だけ喋ってやりたいことを突き進んで誰かを喜ばせるのか。
その結果、失敗したり落ち込んだりもするけど、それも織り込みずみで向き合っているのもまた良い。

痩せているのが良いのか、ふっくらしているのが良いのか。
節制が度を過ぎて、好きなものを美味しく食べられないのは如何か。
1度も髪を染めたこともパーマをかけたこともないけど、自然体を楽しんでいる。

まあまあ早く起きて、欲望のままに漫画を読んで、心を動かされて。
見たかった映画を見て、ふーむ、そういう世界もあるのね、と楽しみ。
目が疲れたのでお昼寝をして、起きたら本を2冊読んで、また得心。
昨日から2日がかりで煮込んでいた牛すじ煮込みの出来栄えに喜んで。
朝から誰とも会話をしてないけど、まあ、良い日だったんじゃないかと。

すべからく、自由に生きるというのは、警察のお世話にならない程度に
自らの責任で尺度をもって生きていくことなので。
誰かと比べるな、自分の道をいけ、という耳タコな台詞じゃ流れていってしまうけど、手を変え品を変え、何度も伝えてもらうと少し分かるような気がする。

自分で、今日という日を良かったと思えれば、それで◎なのだ。

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