見出し画像

不安定な現実を楽しもう

3月、月末には大学の卒業式がある。そこで私は大学生という肩書きを手放し、社会人になる。社会人とは?

デジタル大辞泉では「実社会で働いている人」と定義され、
実用日本語表現辞典では「学校や家庭などの保護を離れて自立している人」社会人とは、学校や家庭という保護された環境から離れ、実社会で自立して生きている人を指すらしい。

うむ、学校からは離れる。親の扶養からはまだ外れていないので、外れなければならない。その後について書く。

社会人にはなるが、まだ就職先が決まっていない。大学院進学を狙っていたが、試験に通らなかった。その期に及んでで卒業の時期がやってきて、不安定に到達しようとしている。

不安定はただの状態である。悪ではないが、不安感を煽ってしまうように感じる。

子どもは安心安全が保障されており、不安定とは縁遠かったことに加え、世の中の声が、不安定に対して否定的な考えしか持っていないためであろう。ネットニュースやテレビでも、不安定に心を脅かされた人が取り上げられ、視聴者に恐怖を与える。不安定は不健康で不幸だと。

ただ、さっきも言ったように、不安定は悪ではない。不安定に立った人間は安定のために活性化する。
新年度までに仕事を見つけようと必死になっている。この必死さが活性性だと思う。漲りのうちに日が暮れる。わくわくを感じる。なんにでもなれるという清涼感が続く。自分が何をして働きたいかを最も濃く考えられている。
新生活を機会に憧れの土地に引っ越そうとしている。想像が広がる。もう楽しい。

不安だから美しさに心が震えるし、人にやさしくなれる。
戦後の活力も不安定が関わっていたりしないか。
破壊は創造の下準備と考えることができる。
不安定に心がネガティブな反応をするが、ハッピーを唱えれば、春の風吹く始まりの季節だ。
世界は一つ。心の造形次第で人の幸福は変幻自在である。
日向坂46のみーぱんは楽しそうだし、彼女のふるまいで自分も幸せになれるから、だいすこという感じ。
さあ、駆け抜けるぞ、人生、残り多分60年。はっぴー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?