田舎暮らしのTRPG 序章
「TRPG」それは「テーブルトークロールプレイングゲーム」
といわれるもので簡単に説明すると
「ゲーム」の主人公は貴方。
そしてその役になり切り、演劇をしていきながら目的を達成する
子供の頃やった「ごっこ遊び」のようなもの。
シナリオをゲームマスターが提示し、それに準じてプレイヤーが
考えて行動(発言する)といった「ゲーム」の一種である。
近年、在宅で勤務する人が多くなりつつある現代で新しい試みが行われようとしていた。
それが「田舎暮らしのTRPG」
これは「在宅ワークの人」や「休暇」を利用して行う
「リアルなTRPG」である。
ネットや町の掲示板で募集をかけて田舎の家に6名ほどを集めて
「実際に生活しながらTRPG」を楽しんでもらうというもの。
期間は「1年半」金額は30万円。
その「家」に住んでもいいし、週末だけ参加してもいい。
もちろん、不服であれば「半額」は返却を行う。。
あなたも参加してみませんか?
在宅で仕事をしている「佐藤大輔」はこの募集に興味があった。
「おもしろそうだな」
募集はとあるネットのブログ主がしていて
きちんと県や行政の許可も取れているという企画。
よくある「シェアハウス」のような「共同生活」ではなく
「あくまでもTRPG」を行う場所。
そしてその募集の最後にはこう書かれていた
「このTRPGの目的は「楽しみ」でもあるので
参加希望説明会にて説明いたします」
大輔は参加者説明会に行くことにした。
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