社会人をしばらくやってみて思ったこと 3

会社は設備系のことを行う会社でした。

配属先は千葉県だったのですが、本社が九州ということもあり最初の研修は九州で行いましたが。。。

実はこの年3月11日に東日本大震災が起きました。

私の大学の卒業式も行われることなく

また、世間がバタバタしている中での入社となったのは未だに記憶しています。

関東や東北へ入社が決まっていた友人も1~2ヶ月遅れたりと

様々なことが起こりました。

そうして導入教育が一通り終わるのにおよそ1年かかることを伝えられました。

つまり、学生みたいなことを会社の中でやるということです。

その中には電話応対、名刺の交換など一般的なものから

玉掛け、ガス溶接など必要な「免許」を取得する時間でもあり

九州は福岡をあっちこっち行った記憶が今でもあります。

そうして九州で半年、その後千葉で半年研修期間を過ごし

入社からおよそ1年後に本配属となり

「働くこと」にふれる事になったのです。

私の配属となった場所は

「メンテナンス」を主に担う管轄だったのですが

その中でも「親会社」に向けた仕事ではなく

「外資を獲得するための外部工事部」へと配属になりました。

これは何なのかというと

親会社の仕事を担うのが子会社の役目なのですが

基本、「利益」をあまり出しては駄目という仕組みがあるからです。

学生さんはピンと来ないかもしれませんが

お父さんから100円で頼まれた仕事を110円で息子がやると

家族のお金が10円減るよねって仕組みです。

素直に100円でやってよねそのための子会社じゃんって感じです

でも会社としては利益が欲しいのもあるので

じゃあ余力があるときは家族意外にも友達の仕事もやろうかな

っていうのが外資を稼ぐ、つまり外部工事を行うという部署でした。

この同じ会社内ではあるのだけれど

親会社の仕事を行う内部班と

外工事を行う外部班の温度差がすごいことに気がつくのは

遅くなかったです

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