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【短編】をまとめているマガジンです

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noteに投稿した短編をまとめておいてます。よろしければどうぞ
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#小説

【短編】板の世界

「なんだよ、ここは」 辺り一面「板」が散乱していた。 いつものカフェが空いて無く他の店を…

【短編】運命共同体と異世界通信

地球ってのは一つしか無い。 今後、月とかそういう場所に住めるようになるとしても 私達が生…

【短編】テレビ、エンドロールは誰の為

 私の名前は「桜井 凛子」(さくらい りんこ)29歳。周りからは「りんごちゃん」と言われ…

【短編】死を宣告された人

「あなたは死にました。なので、生まれ変わってもらいます」  耳元で優しくも冷たい声が響き…

【短編】 街を壊したのは誰?

 僕はこの街に最近引っ越してきた。表現が間違っているのかもしれないけど新参者である。ここ…

【短編】あの日の思い出たちへ

 公園へ行くと懐かしい気持ちになる。ゲームがそんなにない時代に生まれた身としてはこうやっ…

【短編】淡い恋、交差点での出来事

・・・僕は目を覚ますと交差点で信号待ちをしていた。だけど、どこか様子がおかしいことに気が付く。僕が信号待ちをしていたのは歩道ではなく車道。しかも車に乗っていない。僕は何事かと周りを見渡した。すると隣の車線には僕くらいの年の女の人が、反対車線には50歳くらいのおじさんが普通の顔で車道を歩いていた。 「変な夢だな。この夢の中じゃ人と車が逆転してるのか?」  そんなことを考えつつ信号が変わるのを待っていたのだけれど、いつまで経っても変わらない。しばらくすると隣の女性が辛く

【短編】決まった世界の決めつけで

その国では古い言い伝えが信じられていた。 「人は生まれてくるときに、使命を背負って生まれ…

【短編】静かな世界へ花束を

 体の痛みにさいなまれ、ベッドの中にうずくまる。誰かの手が熱い。誰かの足が冷たい。心臓付…

【短編】眠れない夜に、会話を求めている。

 忙しい日々が続いたり、苦しいことが有ったり。世の中を生きていると色んな事が起きるのだ…

【短編】大げさコマ劇場

 「もう嫌だ」  とあるコマ劇場。その看板を作っている大道具の中沢さんは筆を投げだしそ…

【短編】3番街、ガーベラとセレンの会話劇より抜粋〝映画のネタバレ〟

 私の同僚セレン。彼女はロボットで、自分で疑問を持つ。  セレンはボイラー整備の合間…

【短編】私の生きる

「私、佐々木美香には目的がある」 「私、佐々木美香はお葬式の資金をためる必要がある」 …