【クビになるかも】ASD男の休職16日目(2024/07/02)

私生活がバタバタしていたため、しばらく更新が空いてしまいました。

結論から申し上げると、休職期間が2週間延長になりました。

もともと6月後半の2週を休む予定で、その後の診察でも状態の回復が足りていないため、もう2週間(7月前半)追加されたかたちです。
診察前日の段階でもベッドを拠点にした生活をしていたので、正直「復帰無理そうだな…」という感じはしていました。

診察では休職中の生活について詳細や体調の推移を報告しました。
すると、主治医から新たな薬を追加する提案が。その名も「レキサルティ」。個人的には回復というよりデバフ系呪文に思えるこの薬、既存のSSRIやSNRIといった抗うつ薬にプラスして補助的に使用することで、抗うつ薬の効果を増強する効果が期待できるそうです。(薬理学的な作用についても調べましたが割愛します)
レキサルティを飲み始めて数日たちますが、実はすでに体調の回復を感じ始めています。明らかに活動的に過ごせる時間が増えました。かがくのちからってすげー!
あくまで補助的な薬なので、すでにSSRIやSNRIを服用しているが「効果を実感できない」or「回復が遅い」と感じる人は主治医に相談してみるのもひとつかと思います。


さて、もうひとつ大きな話題があります。それは、8月末までに復帰しないと会社をクビになるということです。
今回の休職延長の報告を会社にした際、このことをアナウンスされました。うちの会社の就業規則では休職期間は(断続的であっても)3ヶ月までだそうです。もちろん入社時に就業規則にはひととおり目を通しました。しかし細かい数字までは憶えておらず…。聞いたときは驚きと焦りが入り混じった感情にさいなまれました。
前の会社では新卒のペーペーでも6ヶ月までの休職が認められていました。前の会社は上場している大企業、一方現在の会社は超が付くほどのスタートアップ企業。しょうがないです。

最初は焦りました。「早く治さないとクビになる…!」と。

しかし数日たった今は自分でも不思議なことに落ち着いています。先ほどのレキサルティの効果もあるのかもしれませんが、メンタル・体力が回復している実感があるからです。加えて会社からも先述のアナウンスの際に「十分な休養期間をとってください」と言われています。
これらは社長とのやりとりなのですが、社長はいつも率直な物言いをする人なので、これが”京都のぶぶ漬け”的な発言ではないと信じられることも救いです。うつで認知が歪んで自己批判的になっていると、この状況ではつい「十分休んで」→「もうそのまま戻ってこなくていいよ」と解釈してもよさそうなものです。

百歩譲って本当にぶぶ漬け的意図があったとしてクビになっても、次の道を模索すれば良いだけです。……というメンタルになったの我ながらすごい。笑

ひきつづき治療に専念することにして生きていこうと思います。発達障害、そしてそれに伴う二次障害を人生をあきらめる理由にしたくない。

動画でも詳しくアップしております。よければご覧ください。


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