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【感覚過敏】聴覚過敏のぼくが実際に使っている対策グッズと場面別の使い分けを紹介

どうも、マツキと申すものです。
ぼくは感覚過敏持ちであり、特に聴覚と触覚、視覚が一般的な人より過敏だと認識しています。そんな特性を持っているので、普段からいろんな対策をしています。

今回はこのいろいろな対策の中から、聴覚に関する対策、特に実際にぼくが普段から使っているアイテムの情報をシェアしたいと思います。

ただ羅列的に紹介するのも味気ないので、「このシーンにはコレ!」という形式で紹介します。それぞれの具体的なメリットやデメリットが伝われば嬉しいです。

動画で見たい方は以下からどうぞ!

ノイズキャンセリングヘッドホン

ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンです。今まで試したものの中でいちばん効果があったのはこちらで、正直もうコレ無しでの生活が想像できない…。

おもな使用シーン

  • 仕事中

  • 電車などの移動中

ノイキャンヘッドホンを使うのは、集中したいときや騒音が気になるときです。僕は仕事中はほとんどの時間ヘッドホンをしています。音楽は流さず、ノイズキャンセリング機能をオンにしているだけです。

ヘッドホンなのに音楽も流さず、そこまでして使うのはなぜかというと、その理由はノイズキャンセリングの仕組みにあります。

一般的な耳栓などの物理的に遮音するものと異なり、この手のイヤホンやヘッドホンに搭載されているのは「アクティブノイズキャンセリング」といわれる技術です。

アクティブノイズキャンセリングを簡単に説明すると、入ってくる音と逆の波の音をぶつけて打ち消す仕組みといえます。

つまり、耳栓のようにただ音を減衰させるのではなく、外音に対して積極的に音を当てにいくということです。

この仕組みによって、外の状況に応じて適切なノイズキャンセリングが可能、というわけです。

ぼくは耳栓もよく使いますが、やはり集中したいときはより適切にノイズをカットしてくれるヘッドホンやイヤホンのほうがいいな、と思っています。

デメリット

  • 重い

  • 値段が高い

一般に、ノイズキャンセリングのついたヘッドホンは(その技術の分だけ)値段が高いです。これはどうしてもネック。ただ、長期間使えるものなので投資する価値はめちゃくちゃ高いと思います。

あとはシンプルに(他と比べると)重いので、長時間つけていると疲れてしまうことがあるかもしれません。

どれを買えばいいの?

ノイキャンヘッドホンもいろいろあります。どれ買えばいいん?っていう話ですよね。

結論、間違いないのはSONYかBOSEのものです。
長年ノイズキャンセリング技術を開発してきたメーカーであり、音質も間違いないです。(BOSEは低音重視なイメージ)

僕が使用しているのは、SONYのWH-1000XM5です。

音質もノイズキャンセリング性能も評価は高く、業界最高クラスといってまず間違いないです。

ノイズキャンセリングイヤホン

「またノイキャンかい!」という声が聞こえてきそうですが許せ…。

ノイキャンイヤホンのメリットはヘッドホンと逆で、軽くて安いことです。
でも、安いといっても他のイヤホンと比べるとどうしても高いです。

具体的には次のような人にオススメ。
「ヘッドホンは高くて買いづらいけど、ノイキャンは味わってみたい」という人。
僕が実際にこれだったので。そしてそのよさを確信してヘッドホンも買いました。

デメリット

  • 普通のイヤホンよりは高い

  • ノイキャン性能がヘッドホンに劣る

物理的に仕方がないのですが、耳を覆ってくれるヘッドホンに比べたらノイズキャンセリングの機能は劣ります。それでも、ノイキャンをオンにして音楽を聴いたときのクリアさには驚くはずです。

どれを買えばいいの?

こちらも、おすすめなのはSONYかBOSE。ノイキャンに対する姿勢がちげぇ。
一方で、iPhoneとの親和性を重視したい、あるいはApple製品が好きな人はAirPods Proもいいと思います。

まず間違いないのはSONYのWF-1000XM5。最近出たばかりの最新型です。

僕が使用しているのはこれの二世代前のモデルですが、いまでも現役です。ですが、今から買うなら最新型をおすすめします。音質もノイキャン性能も大幅にアップデートされていますよ。

耳栓

王道ですね、耳栓は外せないでしょう。

耳栓の良さは何といっても価格の安さ。数百円で購入できる点が魅力。

主な使用シーン

僕が耳栓を使うのは、主に就寝時です。先述のヘッドホンを買うまでは仕事中にも使用していました。
商品にもよりますが、外部の音を一様に30dbほど低減してくれる耳栓が一般的で、空気清浄機やエアコンの音は全く聞こえないほどになります。

イヤホンやヘッドホンだと就寝時にはもちろん使用できないので、このシーンでは耳栓一択かと思います。
就寝時用のイヤホン型の電子機器(?)もあるようですが、試してないので詳しい人はぜひ教えてください。

注意点として、衛生面の懸念があるので、数日間使用したら新しい耳栓に取り換えましょう。あまりに連続で使用し続けるとシンプルに不衛生ですし、かゆみなどの原因になります。

どれを買えばいいの?

耳栓は今回紹介した中でも最も商品が巷にあふれているといってもいいでしょう。Amazon検索で上位に出てくるものの中で、僕が実際に使ったことのあるもの、愛用中のものを紹介します。

まずは現役でリピートしているものはこちら。MOLDEXのMeteorsです。

500円台で10ペア入っているのでひとつあたり約50円。気軽に捨てられます。

…とはいえ、大事なのは耳栓としての性能。これも問題ないです。
睡眠時に一晩中つけていますが、画像でもわかるとおり一度凹んで広がるという形状からか「朝起きて耳が痛い」ということはありません。

次に、より遮音性を求めたい人はこちら。

同じくMOLDEXのCamoPlugsです。製品ページの説明にはMeteorsと同じ「-33dbの遮音性」と書いてありますが、個人的にはMeteorsより遮音性が高く感じました。
ただ、形状or大きさの関係か、耳の穴が痛くなりやすくて長時間の使用に難があり、現在は使っていません。

おわりに

以上、聴覚過敏持ちのぼくが現役で愛用している対策グッズの紹介でした。

ぼくの場合、仕事中に「なぜか集中できないなあ…」という漠然とした生産性の低下が解決したのがこれらの聴覚の対策なので、感覚過敏持ちの人にはぜひ検討してみてほしいです。

お読みいただきありがとうございました。

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