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仕事ができなくなりました

休職することになりました。

GW中にいろいろあってメンタルが崩れてしまい、有給を打ち尽くしながらなんとか頑張ったものの、6月半ばになっても状態が回復せず。メンクリで相談したところ「休職したほうがよさそう」との結論に。
休む期間は最短で2週間、その後診察で様子をみて復帰or休職延長の判断をする予定です。

本来は働いているはずの月曜の昼間にこうした文章を書き進めることに罪悪感を抱きながら、気持ちの整理も兼ねてここに残そうと思います。

現在の体調

GW明けにメンクリで受けたスクリーニング検査の数値が、なんと初診時(前の職場で休職したとき)と同じくらいの値らしいです…!そんなに落ちていると思わなかったので、正直びっくりしました。

それでも、日常生活でこれまでできていたことができなくなっているのは事実。
自分の場合は、「筋トレ→自炊→ゴミ出し→洗顔(スキンケア)→シャワー→掃除→…」という順序でできなくなっていきました。もちろん仕事はできない前提です……。

じゃあ「仕事ができない」って具体的にどういう状態なのか。人それぞれ現れ方に違いはあると思いますが、あくまで僕のケースと思って読んでください。

強烈なストレスによるメンタルの悪化→身体が動かなくなる・不安に駆られる等の症状が出る→仕事を複数回休む→出勤時に頑張って遅れを取り戻そうとするがうまくいかない→自分を責める→メンタルの悪化→…(以下ループ)

↑こんな流れです。
半年以上服用していなかった抗うつ薬の服用を再開し、睡眠薬も種類を増やすことになりました。

今も外出をしたり上体を起こした姿勢で長時間いたりすることがつらく、椅子とベッドを行ったり来たりしながら過ごしています。大事に育てていた大胸筋も全ロスト、家とメンクリの往復でふくらはぎが筋肉痛になるほどのか弱さです。

気づいたこと・これからのこと

今回の休職が前職の時と違ったのは、①会社側の理解があったこと、②自分の特性・病気について知っていたこと、③ストレスの原因が一時的なものであったことの3つでした。

①会社側の理解があったこと

いち会社員としては、会社(あるいは上司)が精神疾患について理解のある環境であることは非常にありがたいことです。実は休職を提案してくれたのも上司からでした。振り返ると、僕は「休みたくない!頑張りたいんだ!」と焦っていたように思います。

そんな折に上司が「仕事があると思うと改善しないでしょうし、一度休職してみては?」と提案してくれました。
このメッセージを見たとき僕は自分が焦っていたことに気づかされました。本当にありがたいです。

②自分の特性・病気について知っていたこと

そして、自分のASD(自閉症スペクトラム)の特性について知っていたこと、不安障害と診断された過去からすぐに不安になりやすいことを知っていたことも功を奏しました。(ASDを持つ人は何らかの不安障害を合併する率が高い傾向にあるそうです)

「自分がどんな人間か」をどれだけ高解像度で知っているか。この視点はピンチの時に大いに役立ってくれます。どうしても苦手なことを知っておけば、「じゃあそれを避けるためにどうするか」、「そうなったときにどうするか」を事前に考えておくことができます。

僕の場合は自身の発達障害の特性や不安の感じやすさについて以前よりも理解しているので、いい意味で”諦めがつく”というか、肩の力を抜いて次の行動を考えられるようになった気がします。休職期間中にもゆっくり時間をとって復職後の工夫について考える予定です。

③ストレスの原因が一時的なものであったこと

最後に、「ストレスの原因が一時的なものであること」についてです。
これは読んで字のごとくで、今回のストレス要因自体はすでに手放したor終わりが見えているものがほとんどでした。なので自分の身体を回復させることに集中すれば良いだけ状態です。

前職のときは「The 適応障害」って感じだったので、復帰したとて同じ職場環境に戻るわけですから、悩みの種は尽きないであろうことが確定していました。それに比べると今回はだいぶ状況が良いように思えます。

今後について

しばらくは本当に自分の身体のことだけを考えて過ごそうと思います。
回復にどれだけ時間がかかるかわかりませんが、これまでより遥かに前向きに治療に向き合えている自分がいます。
前職を休職したときは「こんな会社こっちから願い下げだ!辞めてやるぅ!!」って感じでした。一方で今の会社は「早く復帰して貢献したい!」の気持ちです。やっぱり環境選びって重要ですね。

最後に、note、Youtube、Xでいつも応援してくださる皆様、ありがとうございます。体調が悪くなっても、それをそのままお送りするスタイル。それがマツキノライフです。ちゃんちゃん。


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