学生に読んでほしい「勉強ができても生きづらい人」の話

タイトルの「人」は僕のことだ。

僕は小さい頃から、同世代の子供を持つ親から次の言葉を嫌というほど浴びせられて生きてきた。

「〇〇くん(僕の名前)は勉強ができて偉いね~羨ましいわあ。うちの子にも見習ってほしい。」

また、塾講師を6年ほどやった経験があるのだが、保護者のこんな悩みを嫌というほど聞いてきた。

「うちの子全然勉強できなくって…。」

そんな僕が今日話したいのは、通常は勉強ができるだけでは生きやすさにプラスになることは少ない、ということだ。

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過去の栄光を自慢したいわけではないが、というか栄光とすら思っていないから言えるのだが、昔の僕は比較的”勉強”ができた。

小学校では塾に行かなくてもテストで満点を量産するし、中学校では神奈川県内のどの高校も狙える実力があった。そして偏差値70くらいの高校に進み、浪人はしたものの名の知れた大学・大学院に進んだ。挙句の果てに東証一部上場企業のエンジニアとして採用されたのである。

そんな、一見エリート街道まっしぐらな僕だが、今何をしているのかというと、精神を病んで休職している。

もう恥ずかしいくらい毎日何もしていない。漫画、読書、動画視聴で終わる毎日だ。

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周りが羨むくらい”勉強”ができる僕が、何もできずに家に引きこもる毎日なのである。やっている生産活動はこのnoteくらいなもの。

就活でよく言われる「コミュニケーション能力が大事!」という通念があるが、僕が思ったよりも大事らしい。しかも会社で必要な”コミュニケーション能力”というのが、僕の認識と大きく違った点が問題だ。(あ、これでもう1記事書けそう…!)

おっと脱線してしまった。

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つまり何が言いたいかというと、いま勉強ができなくて悩んでいる人がいたら、その悩みはほとんど将来の生活に影響しないからのびのびと生きてほしいということだ。

また、いわゆる「学歴コンプレックス」を抱えている人にも同じことが言える。ほんとに安心してほしい。ほんとに。笑

もし、就職して会社で働きたいと考えている学生は、ぜひ対人関係を円滑にする処世術を習得しておくことをおすすめする。それができるだけで圧倒的に働きやすさが違ってくる(はず)。
(ちなみに僕はこの処世術が苦手すぎて病んだ。)

まとまりのない文章になってしまったが、ちょっとだけ社会人をかじった僕からの飲み会トークだと思ってくれればと。

ちゃんちゃん。

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