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不妊治療開始。

不妊治療では2つの病院を経験している。
1つは不妊治療専門の病院。
1つは近所の産婦人科で不妊治療もやっています、の病院。

専門の病院では、仕事終わりに行くことができない。
私は、平日と土曜日も隔週で仕事がある。
不妊治療は基本的にエコーで卵子の成長をみないといけないので、1週間に2~3度行くこともよくある。そのため通えず、今は休止している。

その点、通いやすいさでいくと、地元の病院は20時以降の診察も可能だ。
事前予約は一切なく、当日にネット予約すれば、必ず受診できるので、どんな人でも機会が平等にあるのは非常に助かる。


近所の病院へ通い始めた理由は、生理不順がきっかけだ。もともと、決まった周期でくることはないが、2~3ヵ月こないので、薬をもらいに通った。その頃から、「結婚した以上は、生理周期はきまってあった方が良い、妊娠の準備をしておかないといけない」と考えてはいた。


ただ、そこまで夫婦行為をしていなかったし、当時は基礎体温を測ったりもなく、自然とできるだろうと思っていた。なんせ20代半ばだし。


でも1年経っても変化がない。ましてや、生理不順もたまに発生する。
そして、母からの言葉と、親友の報告のダブルパンチを受けたこともあり、専門病院へ行くことにした。


とても有名なところだ。初めて行った時、「ホテルみたい」と感じた。
接客も素晴らしく、近所の愛想のない医療事務のおばちゃんと全く違う。全員が「不妊」という悩みを抱えてくる場所だからと、事務スタッフの接客や看護師の対応が素晴らしい。その分、料金も高いが、こんなにたくさんの人が同じ悩みを持っていると、勝手だが勇気を持てた。

がんばろう。精神的にとても緩和された。


不妊治療専門病院へ通って、分かったことがいろいろある。

まず、最初に検査が多い。
何が原因かつきとめるために、医学的に観るためにしっかり検査をする。
日数をあけないと受けれない検査もあるので、数週間にわたる。
もちろん平日に通えれば良いのだが、いち会社員としては頻繁に休めない事は容易に想像できるだろう。
さらに、私が勤めている会社は土曜日の出勤も月2回ある。
病院側も土曜日は診療日なので、その点は助かるが、月2回しか病院に行く機会がないので、検査だけで1か月半はかかった。

こんなかかるなら、もっと会社を休んで良かったのではと、
今になって思うこともある。


もちろん旦那の精子検査も行った。まったくもって問題がなかった。
少しでも旦那側に原因があれば、自分の全責任から逃れられたのにと、思うこともあるが、
自分も悪くて、旦那も悪かった、その場合は苦労も倍だったかも...と考えるようにしよう。

検査がひと通り終わってから、タイミング療法が始まる。
1年前は、知識が乏しく、どこもそういう流れなのだと知った。


今までの生活は、有り難いことに健康状態はよく、病院にお世話になることは、外傷以外ではなかったので、自費診療と保険診療の違いをこの時はじめて知ったぐらいだ。
病院や治療や保険のシステムなんて、こんな機会がなかったら、まだ知らなかったかもしれない。


不妊治療と聞くと、人工授精や体外受精が思い浮かべるが、その工程までも果てしない。
希望すれば、すぐに人工授精や体外受精もできるのだろうが、20代だから若く時間はあるだろうし、費用も1度に数十万とかかるので、タイミング療法からは、自然の流れなのだろう。


今、私の体起こっていることは、排卵障害。卵子がうまく育たず、排卵もままならない。
多嚢胞性卵巣症候群であり、女性に20~30人に1人の割合なので、珍しくもない症状。

ただ、今この数字を改めてみたときに、自分の、しかも女性の友人が30人いるかというと、社会人になっての交流は限られているので、そう多くない。10名程度か?
そりゃあ、周りの友人たちは難なく妊娠できているわけだ。


不妊治療専門へ通ったが、確かに検査もしっかりしているし、どの薬があうかも人によって異なるので、薬の選択肢も多くある。

ただ、薬は近所の病院でも受けることはできるので、スタート段階は一緒なのかと思った。

専門病院は、自己注射の前に通うことをやめ、地元の病院でとにかく薬を飲んで注射しての方法に切り替えたが、まだ結果はでていない。

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