恐れるな。

肉。肉。脂肪。肉。


ここ数ヶ月数週間で体がものすごく太った。
過食嘔吐を毎日するようになって8ヶ月。
最初こそ諸事情で体力をごっそりとられたり限界までしっかり濯いだりしたお陰で5kgほどスーッと落ちたけど、5月あたりからは増加の一途。

体重計の電池が切れてるため、今自分が何キロなのかは分からない。けど、二の腕の振袖肉、腹囲、埋没していく鎖骨、顎の肉、パンツが食い込む尻肉。じわじわと体が太っていくことがわかる。ほんとに、少しずつ、蝕むようにじわじわと太ってくの。
正直怖い。
また「あの頃のマツは破裂するんじゃないかと思ったよ」と言われた時代に戻るのか。痩せて褒められるようになった外見を手放さなくてはならないのか。
恐怖で竦んで寛解への一歩が踏み出せず、また痩せようと過食嘔吐に手が出たり、おかしな食習慣になったりするのだ。

でも、すごく太った実感をもつ今も、会う人はみんな笑顔で、いつも通り接してくれる。初めて会うフォロワーさんも、友達と行った街コンで出会った男性も、新たな就職先の人も。
「デブだから」「太ってるから」といった理由で私の存在を否定したり、バカにしたりする人はいないって分かった。

あー、太っていても生きてていいんだ。
太ることが悪ではないんだ。
悪いのは自信をなくした自分の心の歪みなんだ、きっと。

実際、過去の自分と比べたら太ったよ。それは事実だよ。
でも、嫌いじゃないよ。太っても私は私。中身は変わらないよ。
そりゃ全能感や自信は比較的なくなるけど、正直一番痩せてる時も「太ってるなぁ」ってずっと思ってたし自信なんてなかった。
きっと自信が揺らぐことなんて、どんな体型になろうと一生ついて回ることなんだろう。
だからもう楽になりたい。「私は今の私が好きだよ。」と言ってあげたい。

いつこの考えが揺らぐか分かんないし、ジェンガ並みに不安定な自信だと思うけど、今のこの気持ち大事にしていきたいなと思う。

p.s.
Twitterにあげた写真について、太ってないよと優しい言葉をかけてくださる方がいらして、ありがたいと思いました。しかし、過去の自分と比較したら太ったのであれは事実なんです。ひねくれた素直じゃない対応だと思われたらごめんなさい。

世間一般からしたら太ってない!本当のデブに失礼!どうせ褒められ待ちだろ!と言う方もいましたけど、勝手に私を他の誰かと比較しないでいただきたい。世間一般の方の体型と自分を照らし合わせて一喜一憂する段階は越えました。私は私だ。悪しからず。



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