理想と現実

理想というものはきっと、誰しもが持っているものだと思う。それは、
朝早く起きて優雅に朝ご飯を食べたい、髪の毛を可愛くセットしてデートに出かけたい、夜のコンビニでアイスを買って帰りたい、部屋を漫画で埋めたい、テストでいい点を取りたい、とか具体的なものや
努力家になりたい、優しい人になりたい。などと言った抽象的なものもある。

そういうものを持つと、人は何か行動にでたくなる。
けど、それが上手く行くことはそれ程あるわけでもない。むしろ無いに等しい。失敗して、自分という存在に落胆して嫌になる。
理想と現実の違いは夏のプールと冬のプールみたいに違う。同じものでも、同じことをしても感じ方が違う。求めていたものと違う。こうじゃないんだ！！！そうなる。嫌になって嫌になって嫌になって、けどまた人は理想を求めてしまう。

〇〇になりたい
〇〇みたいになりたい

それでまた失敗して嫌になる。でも私は思う。
そこでもう何にも叶わないのだから理想なんて抱かない方が良い。なんて考えて、何もしなくなってそれに慣れてしまったら、きっともう何にもなれなくなってしまうんだろうなと。

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