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憲法記念日に「きょうだい」がいたとしたら

いったいどの日でしょうか?



今日は5月3日、憲法記念日ですね!

小さい頃、この日のことがよくわからなくて
建国記念日だっけ?」とか「”憲法記念の日”だっけ?」とか
思っていました。
憲法が、ちっとも身近じゃなかったのです。

今の子はどうだろう?なにせ祝日盛りだくさんのGWなので、当日に授業で「今日は憲法記念日で」という話も難しいですよね。
祝日ってそういうところがあるんだなあ。

さて、そんな憲法記念日ですが、これはもちろん戦後に日本国憲法ができたことを記念する日です。
生まれた時から当然のように憲法があったので、どうしてわざわざ記念日に?とつい思ってしまうのですが、だいたい記念日というものは「それが当たり前じゃないから生まれたもの」ということが多いです。

呼吸するのにわざわざ記念の日を作らないですもんね。
(でも人が初めて呼吸したその日だけは、その人だけの誕生日という記念日になっています)

忘れないように、
この大事件を覚えておけるように、
大事に扱っていくために、
人は暦の上に記念日を打ち立てるのでしょう。


さて、表題の件です。
憲法記念日にはきょうだいがいます、と言われたら
どの日を想像するでしょうか?

先日の「GWに祝日が集まっているのはなぜか」という記事でも触れたのですが、

こちらにある通り、憲法の「交付日」である11月3日、文化の日になるかなーと思います。
そういえば日付がどちらも「3日」ですね。ちょうど半年の差です。

このことに気づくまで、文化の日と憲法記念日の日付が半年違いで3日ということもまっっっったく意識していませんでした。

こういうことに気付くと、カレンダーの日付がちょっと違った意識で捉えることができてとても楽しい。
これが暦の面白いところだなあと思いますし、
私が暦の擬人化をする楽しさの一つです。

祝日には行事や催し、食べるものが付随しないとただの休日になってしまう、という指摘があったことは前述の記事でも書きました。
じゃあ、憲法記念日は何をする日なのでしょうか。

残念ながら、私の周りでは他の行事のように「私はこれをするよ!」「うちはこれ!」というものはあまり観測できていません。
一部で催しが開かれるくらいでしょうか。
かくいう私も仕事中で、祝意を表す方法がありません。

ただ、この日に日本国憲法の全文を読むのはとてもオススメ。
想像より短いですし、ちょっと読んでみるのにちょうどいいボリュームです。

文化の日に交付され、憲法記念日に施行された日本国憲法。
私も久々に読んで見ようと思います。


憲法記念日さん。弟。

文化の日さん。お姉さん。

インテリな雰囲気の姉弟です。

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