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南北は子午線、東西は…?

昨日は「世界測量記念日」という日でした。
(画像は年季の入った私物の定規)

毎日メルマガを楽しみにしている、かわうそさんの「日刊こよみのページ」で、世界測量記念日に関するこんな記事が。

該当の「1メートルの基準は地球の大きさ」の記事はこちらです。

この記事を見た時に、あっ、と思い出したことがありました。そのきっかけが以下の文章。

◇地球の子午線の長さ?  
「 1メートルは北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の 1」と簡単に  書きましたが、ここで問題が一つ。それは、

地球の子午線の長さってどれだけあるの?  

それがわからないことです。子午線の長さとは簡単に言えば北極と南極を結ぶ地球一周の長さです(「北極から赤道まで」の距離の 4倍の長さとなりま  す)。地球という「球体」の外周の長さということも出来ます。

「1メートルの基準は地球の大きさ」 | 日刊こよみのページ

そう、子午線。

学生の頃、子午線が縦と横のどっちを指すものかわからなかったことを思い出したのです。(あるあるですよね…?)。

北と南は子午線

今ならわかる。
子午線の子と午は、暦でもお馴染みの…十二支だ!!!

で、なぜ子午で北と南かというと
十二支は方角の表現としても使われているからなのですね。
一周を十二で割って、割り当てています。
子を北としてスタートし、半分の7つめの午が南。
なるほど!!
北(子)と南(午)で子午線。

(関係ないんですが、半分で7つ目っていうのが、現代の数字の時計と違っていて面白い…)

知っている方には当たり前だと思うのですが、
気づいた時はうれしかったです。

じゃあ東西の線は?

この話をTwitterでした時に、上記記事を書かれたかわうそさんから
こんなリプライをいただきました。

ぼうゆうせん!!???

ぼうゆう、で変換しようとするとちゃんと出ます、卯酉。
私はリプライいただくまで全く知らない言葉でした…!

十二支を方角に当てはめたものを見ると、
たしかに西が「酉」で、東が「卯」です。
なので、東西の線を卯酉線というのですね!

(関係ないんですが、西と酉って似てますね…これは覚えやすそう…)l

さらに、
子(ね)を「し」、午(うま)を「ご」と読むのはよく見かける読み方ですが(午前、午後もそうですね)
卯(う)を「ぼう」、酉(とり)を「ゆう」と読むのも知らなかったです。
ということは他の干支にも…

というのを調べることを今後の課題といたしたく思います!

今日は、子午線(南北)と卯酉線(東西)の学びでした。

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