見出し画像

病院業務通達65 『看護部勤務スケジュールの取り扱い調査結果』

     看護部勤務スケジュールの取り扱い調査結果について
                                                 今回の件について下記の通り事実が判明したので伝える。
① 本件を事実として、口実により伝え始めたのは1病棟の特定された一部の看護職員である。またこれらの流布は他の部署へ及んでいた。
                                                               ② 本件を事実としたるは、状況を証拠と捉えほとんどが憶測に基づく誹謗中傷であった。
                                                    ③ 物的証拠とした、勤務事前調整依頼メモの受け渡しについては誤解される場面もあったが、ポケットに入れられたもの手渡しされたものについてはごみ箱に捨て、または受領をしていないこと、勤務表には一切考慮されていないことは、衆人環視のもとであり、他の職員よりおよび依頼した本人より拒否された旨確認された。                                   しかし、もともと禁止している事を依頼すること自体に、問題があると言わざるを得ない。特定されたヘルパーにより、毎月行われていた指定勤務開始前1時間以内の勤務変更連絡による為の他職員への出勤調整については、事実であったが管理者として勤務に支障が起きないよう行う正当な措置であり、問題はない。                                       但し、再々注意していたにも関わらず行われていた勤務直前変更依頼に関しては看過することなく、査定および欠勤扱いとして処分すべきである。平等の原則はここにある。
                                                ④ 今回の件について調査をしている内に判明したことは、1病棟の指定勤務表変更届が2病棟に比べ多いことである。                       また、今回の誹謗中傷が、これらの変更が多く、指定休日等において、事前にその希望が受け入れてもらえないという自己中心的な考えが根底にあって引き起こされた感は拭えない。                                指定休日等事前融通がきかないということを、本人たちが問題と捉え、他に摩り替えて起こした行為であることは、推測がはずれたといえない。     全病院的に捉えた考え方でない愚かで自己中心的な行動である。        全ては平等でなければならない。                                 指定勤務表は冠婚葬祭において証明できるものでなければ事前調整はできず、病院の諸基準を満たした上でなければ許可しない。
                                               ⑤ 今回の件において“風説の流布”に荷担した、すべての該当する職員名は際立って判明したが、2病棟管理者よりこれら一連の件は看護部の恥であり、看護師としてナイチンゲール憲章を忘れたところから出た愚かな行為であるので、氏名公表と始末書は本人たちのために控えてほしい旨依頼があった。看護師ならば誰でも持たなければ成らない、奉仕と献身の精神が自己と利害に消されてしまう愚かな行為として、本人たちの謝罪を待ちたいという。 謝罪によって償われるという理性はとても重要である。法人は荷担したすべての職員の誠意に希望を繋ぎ、2病棟管理者の要請を受け入れることにした。                                             但し、今後の張本人の謝罪と態度と反省の度合いにより、法人は2病棟管理者の要請を拒否し、幹部会等で公表し、本人の履歴として記載保存する。
                                               ⑥ すでに幾度となく口頭および文書にて通達してあるとおり、すべての違反行為に関する問題は隠蔽することなく、全病院の問題として捉え、通達として公表することにしている。                                   これらはその虚偽に関わらず、責任と義務と権利に基づき法人と当事者の問題として厳格な態度として公前にさらし、その判断を傍聴する者の中で調査決定する。                                            “風説の流布”に関しては、厳重に処分することが必要とされる。                今までに幾度となくこのような問題があらゆる部署で起こっていたが、収拾した後から尚も懲りずに行われる。組織や部署を破壊することになっても建設的な行為ではない。                                   今度こそ最後と祈念して、真偽を正すため公表するに至った。                     馬鹿げたことである。重々たる自己批判を要求する。
                                                   ⑦ 当法人は全員参加型の組織であるから、意欲あるものにはチャンスを与える。チャンスは自分で自分を鍛え、掴み取るものであり、他を蹴落としたり、上に上がるものを引きずり落としたりするものではない。            1歩前に出て頑張る者には多いに協力し、人の成功を助けることも必要である。                                          誹謗中傷というのは自己実現の出来ない弱さの裏返しであり、心のもち方がツイストされている。自他ともに気をつけなければ成らない。
                                                   ⑧ 今後いかなる問題も院内風紀調査委員会を組織し、その中で事実の真偽も含めた部分から調査を行い、より公平な判断と処分を行うことにする。        院内風紀調査委員会は事業調整室が自立的にまたは他律的に組織する。       問題であるかどうかということ自体も委員会で判断するものとする。   事業事業調整室はその自立的他律的に関わらず絶対的な秘守義務を有する。また、委員長は事業調整室以外から選出する。
                                               ⑨ 今回の件により、その真偽を正すため公表するに至り、多大なる傷心を受けた2病棟管理者および職員に対して、心よりお詫び申し上げます。

この記事が参加している募集

このnoteは、私の人生において成功・完結・失敗・後悔などのストーリーです。 若い皆さんのヒントになればと思って書いています。 書いてほしいことがあれば、気軽にご連絡ください。 サポートは結果であると受け止めておりますのでよろしくお願いいたします。