病院業務通達32　『日勤最低勤務者数について』

ⅰ　「電話番号案内料金の改定」について
別紙の通り平成１０年５月１日より４０円から１００円に値上がりします。電話帳を調べてかけていただくようにお願いします。
毎月かけた電話の日付、時間、相手の電話先、病院からかけた電話まで一覧表が送られてきますのでチェックを行なっています。

ⅱ　「○○○○」との連絡について
隣接にありながら連絡を電話回線にて使用していますが、今のところは使用料金に比べて設備改造費が高くつくので病院職員が「○○○○」から病院へ業務上かける場合も〇〇〇〇職員が病院から「○○○○」へ病院から業務上かける場合も相互に無料で使用できることにします。

ⅲ　科・課別人件費の開示について
各科・課別の一人当たり人件費を開示します。
但し、〇〇〇会議で全会一致した場合とします。

ⅳ　各部署の日勤最低勤務者数について
日勤勤務者の数を定数化します。
今後各部署の仕事量に応じて定員の定数化も実施します。
基本的にリストラのような後ろ向きの考えはせず、現人数をフル回転するに必要な業務開拓を考えていただきます。
それに値しない業務量および内容ならびに収益の場合はリストラとなる場合もあります。　　
休暇を多くとらせることを目的としての定員は考えません。
費用対効果を考えて必要な部署に必要な人数を配置します。
より高い医療サービスと患者サービスを提供するための必要最小限度の前向きな人員が私たちの病院を支えていくと思います。
そのためには若さも年齢も、男も女も関係ありません。
なにをすべきか考えて実行してください。
全ての勤務割りは本人の希望のみではなく、最終判断として法人が指定します。
冠婚葬祭については所属長の裁量権とします。

ⅴ　研修報告書を読んでいますか
研修を終えた後に必ず報告書の提出を義務づけています。
本人の休日を使い、本人の費用で出かけた研修以外は勤務日を使い法人の費用を使っているのですから当然です。
勘違いをしてはいけません。法人はあなたの能力を高め、実務に使っていただくために投資しているのですから、その投資に見合う内容を提供していただかねばならないのです。
これは業務の一環ですから研修拒否はもってのほかとなります。
掲示してある研修報告書を読んでいますか？
かならず読むことも職員としてのモラルです。全体がどのように変化しているのか、しっかりつかんでください。
今年度は現在の業務にすぐ利用できる研修を主体に許可します。
目先の見えない研修や目的の明確でない研修は事前に削除してください。研修成果は部署別にもかならず報告勉強会を開き、科・課員に内容をフィードバックすること。
退職を予定としている者には研修順位を省くこと。

ⅵ　各部署の職員名札掲示について
リハビリテーション科の掲示を例にして職員の顔写真と名前入りの名札を患者さんが見やすい位置に掲示してください。
名前にはフリガナをふるように願います。
平成１０年５月１日より開始できるように準備してください。
看護部においては当日勤務者のみとします。
これもインフォームド・コンセントです。

ⅶ　コ・メディカルチーム医療の推進について
毎月内容と打ち合わせを含む変革会議を実施すること。
主体は次の順番で議長を交替し、会議を日時を決め招集すること。
原則軌道に乗るまでは実施してください。
　　　４月　　看護部でした　　　１０月　　看護部
　　　５月　　薬剤科　　　　　　１１月　　管理事務部
　　　６月　　看護部　　　　　　１２月　　看護部
　　　７月　　検査科　　　　　　　１月　　リハビリテーション科
　　　８月　　看護部　　　　　　　２月　　看護部
　　　９月　　放射線科　　　　　　３月　　栄養科

ⅷ　外部新人研修日程について　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♥　平成１０年５月２８日（木）１０：００～１６：００
　　　　『社会人の基本マナー』　　アークホテル〇〇〇

♥　第１回　平成１０年５月　９日（土）１３：００～１７：００
　  第２回　平成１０年５月２３日（土）１３：００～１７：００
　　　　『新入職員接遇セミナー』　　㈱〇〇〇　会議室

以上各部署の所属長は新卒はもちろんのこと、新規採用した者や自己研鑽を望む者を選出し、４月１６日までに事務部長まで名簿を提出のこと。　　　氏名、年齢、職種を記入すること。
研修者のいない場合にも回答すること。