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インプットとアウトプットの黄金比は3:7 noteなど文章のアウトプットに役立つノウハウ集

おはようございます。ドドルあおけんです。

このnoteでは、土日は普段のビジネスのお話からスローダウンして、週末モードのお話をしています。

今日は、ライフハック・教養の土曜日。ベストセラー「アウトプット大全」より学びを結果に変える方法を学びます。今回は特に僕のようにnoteなど読み物でアウトプットをする人に参考になりそうな情報をギュッとまとめて学習できる回となっています。

著者 樺沢 紫苑氏(本名、佐々木信幸氏)

それでは早速著者のプロフィールをWikiで拾ってみます。精神科医で映画評論家でYoutuber、たしかに色々アウトプットされ続けている方のようです。

樺沢_紫苑_-_Google_Search

樺沢 紫苑(かばさわしおん、1965年 - )は1991年札幌医科大学医学部卒の精神科医で、映画評論家、作家、YouTuber。北海道札幌市生まれ。浅井企画に所属している。本名は佐々木信幸。
 2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。 帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。
メールマガジン、Twitter、Facebookなど、累計30万人以上のインターネット媒体を所有し、著書や取材多数 。 精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。

わかりやすく、ってちょっと主観入っているのでこのWikiはご本人によるものかもですね。

インプットとアウトプットの比率は3:7が理想

たくさんのインプットから砂金をとるように少しのアウトプットがしたたり落ちる、そんなイメージをしていましたが、この本の中ではコロンビア大学での実験を例にちゃんと記憶として定着させるにはとにかくアウトプットの時間を多くすることが必要と教えてくれます。

コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が興味深い実験をしています。小3から中2までの100人以上の子どもたちに、「紳士録」(人名年鑑)に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するように指示しました。
子どもたちに与えられた時間は9分間でしたが、そのうちの「覚える時間」(インプット時間)と「練習する時間」(アウトプット時間)の割合は、グループごとに異なる時間が指示されました。
(中略)インプットに約30%の時間を費やしたグループが高得点をとりました。アウトプット比率でいうと、初心者は6割、熟練者は7割の時間をアウトプットに振りわけるのが、効果的な勉強・学びの方法といえるのです。

いくら毎月10冊、20冊本を読んだとしても、アウトプットされなければ、定着せず、結果身になっていかない、というのが筆者の主張です。

アウトプットというのは、話すこと書くことがメインです。お医者さんでもある筆者は脳科学のほうから見てもアウトプットが大事な理由をこう説明しています。

インプットをしたら、その知識をアウトプットする。
実際に、知識を「使う」ことで脳は「重要な情報」ととらえ、初めて長期記憶として保存し、現実にいかすことができます。これが脳科学の法則です。

インプット→記憶として定着→現実に活かす、というステップがぐるぐる回らないと実際に圧倒的な結果を産まないということですね。

9割のビジネスマンがインプット中心の学び方や働き方をしていて、それは非常に効率が悪く、大切な時間をムダにしている、と筆者は考えています。

インプットとアウトプットを繰り返すことで飛躍的に成長できる、ということで、「成長の螺旋階段の法則」とおっしゃっています。同じところを回っているように見えて実はスゴイスピードで上昇しているっていうことです。

さらに、話す、書くでいうと書くという作業のほうがアウトプットとしては優れているということなので、書く、書く、書く、ということがとても大事ということです。

上手に速く「書く」には?

「話す」ことに比べて「書く」ことのほうが、圧倒的に記憶に残り自己成長を促すそうです。書くという作業によって脳幹網様体賦活系が刺激されるということが医学的にあるようですが、その辺の理屈はおいておいて、書くというアウトプットが最高、ということだけ覚えておきましょう。

僕も毎日noteを書いていますが、少ないと2000文字くらい多いと5000文字以上になり、それなりに時間がかかってしまうので、なんとか速く書ける方法を見につけたいと思っているのですが、速く書くために大事な2つのコツ+小技が書いてありました。

<文章を速く書くコツ>
 ①時間を決めて書く
 ②構成を決めてから書く

時間をかければ良い文章をかけるわけではない。あるトピックについての文章を1時間かけて書くのと、2時間かけて書くのでクオリティが20%改善されるかもしれないけど、2倍になるかといえばならない。であれば、短い時間でベストを尽くして節約した時間で別のトピックに取り組んだほうが生産性は高いということですね。

もうひとつはきちんと構成を決めるということです。筆者はこの構成を決めてから書くということができるようになることで、それができない時よりも3〜4倍書くのが速くなると言っています。
設計図を書いてから家を建てようね、ということですね。

さらにPCやスマホを使っての入力を速くする小技・TIPSとして以下3つを教えてくれました。

<入力を速くする小技>
①Google 日本語入力
②単語登録
③音声入力

早速、MacbookにGoogle日本語入力を搭載しましたが、たしかにGoogle先生が先回りで「これ打とうとしてます?」っていう予測を出してくれるので、ちょい速くなった気がします。

あとは、毎日3回以上打つような、いつもお世話になっております。系は単語登録すべし、ということです。

さらに音声入力も最近精度が良くなっているということで、それも活用したら、とおっしゃてます。音声認識は書く、ではないですけど、臨機応変に、ですね。

構想力を上げるには?

新しい企画を考えるというのはどんな職業でもあることです。軽いところだと飲み会どこで、誰と?も企画といえば企画だし、レストランなら新しいメニューとか、新規事業を検討するという重たいものも含めて日々僕たちはいろいろな企てをしています。

よりよいアイデアを生むというのはきちんとプロセスがあるということでそれを知っていることは一個ライフハックの武器を手に入れたようなもんですね。
政治学者ウィリアム・ウォーラスが提唱したというプロセスとは次のようなものです。

①準備:いろいろインプット→ブレストなどでアイデアの数をたくさん出す
②孵化(ふか):①で徹底的に問題と格闘したらしばらく放置、リラックス
③ひらめき:いいアイデアが浮かぶ
④検証:ひらめきが正しいのか理論的、実践的に検証する

アイデアが生まれやすい場所として4Bというのがあるそうですよ。

Bathroom: お風呂・トイレ
Bus:バス・乗り物などの移動中
Bed:ベッド
Bar:バー、お酒を飲む時

上のプロセスでいうと①の準備がないとそれはただのぼーっとした生活なので、いいアイデアは生まれないわけですが、①をちゃんとやった上で、いいアイデアが出ない!と悶絶するのではなく、一回リラックスしてみよう、そうすると天からいいアイデアがダウンロードされてくる、ということです。

待ってもダウンロードされないときはとりあえずバーで酒飲んでベッド寝る、ですね。朝何か降りてくるかも知れません。

さらにアウトプットの精度を上げるには?

最後に、さらなるアウトプットマニアになるためにおさえるポイントとして、朝、シングルタスク、毎日、通す、シェアの5つを挙げておきます。


まず、朝起きて2-3時間は脳のゴールデンタイムと言われているそうです。(脳のゴールデンタイム?)この時間帯が一日で最も集中力高いということで、何か考えたり、集中してアウトプットするにはこの時間を使うことはとても効果的です。

シングルタスク
よくあの人は一度に一個の事しかできないからダメなんだ、マルチタスクじゃない、と、みたいな人いますが、実際マルチタスクはかなり効率悪いみたいです。以下、本からの抜粋です。

ある研究では、マルチタスクによってひとつの課題に集中してあたれない場合、その課題を完了するのに時間が50%も余分にかかることがわかりました。またそれだけではなく、間違いをする率も、最大50%も高くなりました。

一個のことに集中しましょう。

毎日
継続は力なり。良い文を最初から書こうと思ってもそんなには簡単にうまくいかない。まずは毎日続けることで少しずつうまくなっていくのだということです。

通す
最初から精度の高いものを作ろうと凝りすぎるとぜんぜん前に進まずいつまでたっても終わらないということになりがち。
筆者は本の執筆含めて何か文章をアウトプットするときは、おおまかな構成を決めたら一気に最後まで書き上げるといいます。最初に目指すクオリティは30点。30点です。
そこから何回か直しをいれていき最終的に100点にあげていく、というのが一番効率がよい、とのこと。まずは、30点めざして最後まで通すのが良さそうです。

シェア
誰にも読まれない文章を何万字と書いても、文章は上達しないといいます。情報発信し、反応を得ることでそこからその反応に対して修正し、アウトプットの精度を上げることで、インプット〜アウトプット〜フィードバックのサイクルが、猛烈な速度で回転し、結果として飛躍的に自己成長することができる、ということです。

まとめ

一言ですが、引き続き毎日noteを書くべし。


日報

備忘録として。

・Mさま商談のフィードバック資料 for P (AM-)
・PMO定例(3:30pm)
・Mさま商談のフィードバック資料 for HQ (5pm-)

(独り言)Adamからはまーそうだよね、という回答。一気にはいけない、一歩一歩。

ということで、本日のお話は以上です。
明日は、AR三兄弟というのが気になるのでこれから調べてみようと思います。 

マーケティングの月曜日
経営戦略・事業開発の火曜日
EC・ロジスティクスの水曜日
DX(デジタル・トランスフォーメーション)の木曜日
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ライフハック・教養の土曜日
エンタメの日曜日

それでは今日もよい一日を。


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