見出し画像

婚活をやめると、するっと結婚できる話

27歳で婚活をやめた私のはなし

「彼氏なんていらない」「もう独りで生きていく」
と腹を括った瞬間に彼氏がぽんとできて
あれよあれよと言う間に結婚に至ったという話をよく聞く。

私もまさにそのうちの1人で
「婚活をやめた瞬間に未来の夫に出会った」側の人間だ。

30歳までに結婚する!という目標を掲げて
必死こいて未来の伴侶を探している日々を
送っていたが、未来の伴侶どころか
26歳で3人と付き合ったものの
どの恋もなかなか悲惨なものだった。

結婚したいという想いを、
男といるよりも独りでいるほうが楽
という想いが凌駕してしまった。

気づけば27歳になっていて、
「まあ今の時代、結婚なんてしなくても幸せになれる」
と開き直り、婚活をやめた。
もう既に結婚相談所を開業していたにもかかわらず
自身の婚活を諦めてしまったのだ。
婚活を一旦諦めたことを失敗談として語るのなら
ここからの教訓は計り知れないので、
後世に伝えていくべき、だと思う。

しかし結果的に結婚をできた今思うことは、
婚活を諦めて良かったということだ。

いま全力で婚活に励んでいる人がここまで
読んでくださっているとしたら、
「は?」と思われるかもしれないので
苛立ちをぐっと堪えて最後まで読んでほしい。

ちなみに、あくまで私の経験談なので
貴方の正解になるとは限らない。
もし私の文章を読んで不快に思ったり
納得がいかなかったら、
この人とは合わないなと、
改めて自分の本音を向き合うきっかけにしてほしい。

きっと婚活の模範解答は、
途中で諦めずに短期集中で入籍することだろう。
だから、あくまでアラサー女の一つのデータとして
参考資料の一部にしてもらえれば嬉しい。


婚活をやめて良かった理由

もし婚活を続けていたら、今の夫とは出会えなかった。
夫は、女性には全く興味のない人で
婚活市場に出回っていない人間だったし
「私と出会わなければ一生独身だっただろうね」
と結婚してから夫に言ったほどだ。
ちなみに「運が良かったね」と言うと
夫は「縁だね」と韻を踏んできて
うまいこと言うなと感心した。
後々、転職のCMでも同じようなことを
言っていたので夫と同じ発想の人が
いるのかと液晶画面に向かってにやついてしまった。

「願えば叶う」というのは半分嘘で、半分本当だとおもっている。

夢を強く強く願いすぎるとそれは「執着」と化す。
スピリチュアル界隈の言葉を借りると、
「波動が重くなり」願いが叶いづらくなる。
「結婚したい」を強く願うということは、
「結婚できていない」という現実を
創り出すこととイコールなのだ。

「執着」の裏には、
大抵「独身の私には価値がない」
「みんな結婚してるのに
私だけ結婚してないなんて辛い」
などと否定的な想いが隠されていることが多い。

そんな執着を持っている人がいつまで経っても
結婚相手に巡り会えないのは
「独身の私には価値がない」
と思う現実がきちんと目の前に
現れているからに過ぎない。

だから「今のままの自分でオッケー!」
「結婚しなくても幸せ!」
とおもった時に、
「今のままの自分でオッケー!」
と思える未来がちゃんと
用意されているということ。

婚活をやめて、執着を手放せた

スピリチュアル寄りの話になってしまったが
紛れもなく私の経験談で、
なぜそうなったのか?を分析した結果、
想いが現実を引き寄せているという
原因にたどり着いたのでそれをそのまま書かせてもらった。

夫との出会いは、本当に
神様に用意してもらったんじゃないかな?
と思うような出会い方で、
それまで恋がうまくいかなかった人間だったのが
嘘みたいに、するすると結婚まで辿り着いた。
もちろん「行動」もしたものの、
それだけじゃ説明ができないくらい
歯車がカチッと合って人生が動き出したような
感覚を味わった。

「執着」の裏に隠されている
自己否定を手放したことで
私の人生は動き出した。

だからもし今婚活に苦しんでいる人がいるなら
まずは「執着」してないか?
と自分に問うてほしい。
結局一番伝えたいことはこれかもしれない。

「執着」に気付くということだけで
婚活はぐぐっと前に進む。
病名がわからないと治せないのと同じで
まずは認識することから始めよう。

もし自己否定や他人との比較が
あると分かったら、
「今のわたしでオッケー」
「独身でもそうでなくてもどっちでもいいや」
という言葉を自分にかけてみる。何度も何度も。

そんなことを繰り返すうちに、
現実は少しずつ変わっていく。
マインド面が整えば
大抵のことは上手くいく。

色々試してそれでも何もかも
上手くいかない時は
「上手くいかなくていい時」
なのかもしれない。
そんな時は無理をせず休むというのもひとつ。
「上手くいかない」バージョンの毎日に
貴方に必要なものが隠れているという
可能性が大いにあるので
まるで宝物を探すように、
「上手くいかないからこそ
得られるもの、どこ?」と
ぜひわくわくしながら探してみてほしい。





この記事が参加している募集

#自己紹介

230,057件

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

いただいたサポートは、皆様に知識や情報を還元できるように、勉強代に充てたいと思います♩どうぞよろしくお願いいたします。