痩せることと自信がつくことに相関関係はない
2021.03
医者に言われた衝撃の一言
「今、君が僕の目の前で元気に笑っていられるのが信じられいくらい栄養状態が悪いよ。菓子パンだけ食ってる女子高生くらいひどい。というか、鬱になっても、リスト●ットしててもおかしくない」
血液検査の結果を告げた若い医師の言葉に、わたしは卒倒しそうだった。コロナ禍になって以降、一回も風邪も引かずいたって健康だったが、血液の状態は相当ひどかったのだ。
血液検査といえば、大学職員時代は、γ-gtpや尿酸の値くらいしか気にしておらず、よく飲みに行ってた辻田係長や松井係長とともにその値を競っていた。
これまでの健康診断で何の問題もなかっただけに、この日のわたしは、赤点を取ってしまった子どものように、がっくりと肩を落とし家路に着いた。
全く思い当たる節がない
毎日毎日散歩しているにも関わらず、ビタミンDの数値は極端に低く、がんリスクが高かった。
お酒もたまに友達と飲むくらいで、家ではほとんど飲まなかったし、ジャンクフードなど全く食べていなかった。家で出る野菜は有機野菜がメインだし、お肉も魚もほどほどに摂取している。そして体調はすこぶる良い。
なのにどうしてこんなにも血液の調子が悪いと言われなければならないのか。本当に不思議でならなかった。
人生初の胃カメラ
血液検査の結果を聞いたとき、先生から「胃の病気かもしれないから、早めに胃カメラやってね」と言われたので、結果を聞いてから2週間後、近所の病院で人生初の胃カメラの検査を受けることになった。
あまりの怖さに、事前に出版社の同僚にリサーチしたところ、
「鼻だ、ゼッタイ鼻だ。」
「鼻から入らなくても、鼻で押し通せ!」
「下手な人にされると、死ぬほど痛い」
というアドバイスしてもらったが、怖さは1mmも減らない。聞かなかった方が良かったんじゃないだろうか。
「先生、まだです!まだ麻酔効いてないですからっ!」と看護師さんの制止を聞かずイケおじな先生が処置室にやってきた。
「まぁ、うどんだと思ってください」と言ってくるので、「鼻からうどんなんて食べたことないです」なんて口応えしたら、問答無用でグイグイ入れられた(涙)
検査は5分ほどで終わり、その結果、わたしの胃はめっちゃきれいだった。
どうしてわたしの血液の状態は悪いのか、その謎は深まるばかりだった。
Now
体調は良かったものの…
実は元気なわたしにも一つ悩みがあった。それは2018年頃から、お肌の状態がいいときがほとんどなかったということだ。
「あ、調子良くなってきたかも」と思っても、少し脂っこいものや砂糖を摂ったりすると途端に吹き出物が出てしまう。一緒のものを食べている友人や家族には何も出ず、羨ましかった。
どうしてわたしばかり肌に出やすいんだろう?ととてもコンプレックスに思っていた。
同時期にリンクして起きたこと
実はお肌が悪くなった頃と前後して、体重が激減したのだ。別にダイエットをしていたわけではなく、インドネシアで体調を壊したことをきっかけに、するすると落ちていった。
そこから体調は徐々によくなったものの、苦労せず痩せられてラッキーくらいにしか思っていなかったわたしは、そこからその体重をキープするようになった。
体重はすぐに戻るかと思いきや、意外と楽にその体重を維持できていて、少しびっくりしたのを今でも覚えている。
戻らなかったのではなく、太れなかった
2018年当時、軸が全くなかったわたしは、世間一般の痩せている方がいいを実践してしまっていた。
そうしているうちに、体が栄養を取ることを拒否するようになったのだ。そりゃいいもの食べても全部出ていっちゃうんだから、お肌も血液の状態も悪くなるっていう話。(ビタミンCのサプリ飲んでも全部出ちゃっていたw)
自己肯定感が低いままだと、一見健康そうに見えたとしても、その状態は見せかけだったりするので注意したほうがいい。
星のことをやり出して起きた変化
9月、ひさしぶりにyujiさんにセッションをしていただいたときのこと。yujiさんから「肌艶よくなりましたね〜バリでセッションした時とは別人ですw」と言われた。
当時と比べ体重は5kgくらい違うし、今は筋トレも始めた。そして何より違うのは、星のことをやり始めて人生が少しずつ好転していることを肌で感じている。
自分の人生を自分で舵取りしているということ、
生きているって実感すること、
これらが何よりの薬だったのかもしれない。
前回の血液検査を受けてから、そろそろ2年。
次に検査にいくときは、もう大丈夫と太鼓判を押してもらえるのではないだろうか。
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