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パンケーキ好きなの分かるけど、ご飯を食べさせたい話

パンケーキ駅に電車が参りまーす!


炊飯器にお米がない時は相方がパンケーキを作ってくれます。
チビはそれが大好き。

「パンケーキ〜〜!!!」

うちのチビは、まだまだ会話がおぼつかない程度の年齢。

ある日、朝食前にパンケーキを食べたいと叫びだしました。

「今日は、ご飯だよ。」

チビ、炊飯器を開ける。
たっぷりと入った炊き立てご飯に、

「パンケーキ〜〜!!!」

と叫びます。

ご飯を見ても

「ご飯ない!パンケーキ食べる!!」

と吠える。

いやいやご飯ありますから…

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いつものイヤイヤが始まったので、キッチンから寝室に場所を変えます。そして、こんな風に言ってみました。

「チビの頭の中は今パンケーキでいっぱい。」

一呼吸置いて

「パンケーキ、パンケーキ、パンケーキ
パンケーキ、パンケーキ、パンケーキ
パンケーキ、パンケーキ、パンケーキ…」

パンケーキの連呼攻め。

チビ、微笑んだ!そして笑い始める。

もうひと押し。

「パンケーキでいっぱい、パンケーキでいっぱい」

もうちょい!
そうだ!チビは電車が好きだ!

「あ、パンケーキの中に電車が来ました。」

チビは、一瞬、ん!?って表情に。

さらに畳み掛けます。

「パンケーキ駅に電車が参りまーす。ガタンゴトン、ガタンゴトン」

チビ、微笑む。

「ガタンゴトン、ガタンゴトン、電車が到着〜。パンケーキ駅に電車が到着しました。ご乗車の方はお忘れ物ないようお降りください。」

車内放送までぶっ込む。

「電車が出発しまーす。ガタンゴトン、ガタンゴトン」

そして、何度も何度も電車を登場させます。

チビも一緒になって言い始めた!
「ガタンゴトン、ガタンゴトン」


完全に電車の話題に切り替える。パンケーキはもう言わない。

「また電車きた〜」

完全にチビの頭の中は電車で埋め尽くされた。

最後に一言

「一緒に電車で遊ぼう!!」

チビ、おもちゃの電車に向かって走り出す。

しばらく遊んだのち

「ご飯食べよ。」

って声かけたら、普通にご飯食べてくれました。


ご飯食べさすのも、一苦労…(笑)


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