違和感といいなをキーワード化して「書く」に活かしてみます。
「書く力の見える化」に取り組んでいます。
前回は違和感をキーワード化することに触れ、キーワードを色マス目に当てはめる話を書きました。
今回はこのキーワード化について深掘りしていきたいと思います。
違和感がいい理由
前回の記事でも触れましたが、書く力を見える化するには違和感をキーワード化するのが良いと考えました。
うわ〜、随分と下手な文章書いてた…。
どこか日本語がおかしい…。
過去記事を読むとそんな違和感を覚えることがあります。
これは書き続けたからこそ感じ取れるようになったもので、今なら気づけるけど当時は気づけなかったもの。成長の一つでもあります。そこで僕はこう考えました。
この違和感は差異であると。
これをヒントに「書く力の見える化」が
可能になるのではないかと。
そこから「違和感のキーワード化」へつながります。
キーワード化することで見える化以外にも得られることがあります。
課題を引き出せる
違和感をキーワード化することで記憶から引き出しやすい状態にできます。長い文章で言語化するよりも、単語のような短さの方がパッと思い出せますから。
改善意識が上がる
記憶から引き出しやすいということは、意識の中に置いておきやすいことでもあります。課題が顕在化すれば改善に向けた行動が可能となります。
なお、書く力には国語力の他にその分野の知識も必要ですが、それも違和感の一つとして扱います。知識が足りないのも違和感になりますからね。
違和感を察知した事例
「何かがおかしい…」を感じられなければキーワードも何もありませんから違和感の察知は重要です。
それにはやっぱり過去記事の読み返しがわかりやすいでしょう。
違和感その1:読者置いてけぼり
「今回は」と書いているのに前回の情報がありません。写真と共に何を書くのかもよく分かりません。これは読者に優しくないなと感じました。
違和感その2:キレイな日本語
旅という訳ではないと書きつつ、仕事で行ってきましたと書いています。ワザワザ「旅という…」なんて書かなくてもいいと感じました。
と、こんな感じです。
(そもそもこの1行自体いらない気が…)
得られたキーワードは2つです。
読者置いてけぼり
キレイな日本語
感じる感じないは人それぞれなので、何に違和感を感じるかは自分観察が必要です。
いいなのキーワード化
違和感を察知することで自分の変化を知ることがでますが、それだけでは幅が広がりません。
そこで登場するのが他のnoterさんの文章です。みなさん、良記事沢山書かれてますからnoteは宝の山ですよ。みんなすごいと毎回読むたびに思います。
この「いいな」についても違和感と同様です。
ここまで読んでいただければ「いいな」については説明不要ですよね。
前回の記事最後に、熟練度である深度についての話を書こうと書きましたが、文字数がそろそろ増えてきましたので、この辺で終えたいと思います。深度については次回に回します。
***
Top画像:ストックフォト
目次はこちらから。全7回予定。
このnoteはみなさんのスキやコメントが励みになって続けられています。 ありがとうございます。