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違和感といいなをキーワード化して「書く」に活かしてみます。

「書く力の見える化」に取り組んでいます。

前回は違和感をキーワード化することに触れ、キーワードを色マス目に当てはめる話を書きました。

今回はこのキーワード化について深掘りしていきたいと思います。


違和感がいい理由

前回の記事でも触れましたが、書く力を見える化するには違和感をキーワード化するのが良いと考えました。


うわ〜、随分と下手な文章書いてた…。
どこか日本語がおかしい…。
過去記事を読むとそんな違和感を覚えることがあります。


これは書き続けたからこそ感じ取れるようになったもので、今なら気づけるけど当時は気づけなかったもの。成長の一つでもあります。そこで僕はこう考えました。


この違和感は差異であると。
これをヒントに「書く力の見える化」が
可能になるのではないかと。


そこから「違和感のキーワード化」へつながります。


キーワード化することで見える化以外にも得られることがあります。

課題を引き出せる

違和感をキーワード化することで記憶から引き出しやすい状態にできます。長い文章で言語化するよりも、単語のような短さの方がパッと思い出せますから。

改善意識が上がる

記憶から引き出しやすいということは、意識の中に置いておきやすいことでもあります。課題が顕在化すれば改善に向けた行動が可能となります。



なお、書く力には国語力の他にその分野の知識も必要ですが、それも違和感の一つとして扱います。知識が足りないのも違和感になりますからね。


違和感を察知した事例

「何かがおかしい…」を感じられなければキーワードも何もありませんから違和感の察知は重要です。

それにはやっぱり過去記事の読み返しがわかりやすいでしょう。

<訂正前>
旅という訳ではないんですけど、今回は先月仕事で広島に行った際に撮った写真と共に書いてみました。

タイトル画像の鹿さん、左か…

鹿さんから始まって夕日で終わる。写真小話。

<訂正後>
先月、広島に行きまして写真を撮ってきました。その写真と共に記事をお届けします。

タイトル画像の鹿さん、左か…

違和感その1:読者置いてけぼり

「今回は」と書いているのに前回の情報がありません。写真と共に何を書くのかもよく分かりません。これは読者に優しくないなと感じました。

違和感その2:キレイな日本語

旅という訳ではないと書きつつ、仕事で行ってきましたと書いています。ワザワザ「旅という…」なんて書かなくてもいいと感じました。


と、こんな感じです。
(そもそもこの1行自体いらない気が…)


得られたキーワードは2つです。

  • 読者置いてけぼり

  • キレイな日本語

感じる感じないは人それぞれなので、何に違和感を感じるかは自分観察が必要です。


いいなのキーワード化

違和感を察知することで自分の変化を知ることがでますが、それだけでは幅が広がりません。


そこで登場するのが他のnoterさんの文章です。みなさん、良記事沢山書かれてますからnoteは宝の山ですよ。みんなすごいと毎回読むたびに思います。


この「いいな」についても違和感と同様です。
ここまで読んでいただければ「いいな」については説明不要ですよね。


前回の記事最後に、熟練度である深度についての話を書こうと書きましたが、文字数がそろそろ増えてきましたので、この辺で終えたいと思います。深度については次回に回します。


***
Top画像:ストックフォト


この記事は考察を物語化したようなものです。事前に目次記事を作り、それに沿ってゴール達成を目指しています。題材は「書く力と見える化」ゴールは「どう言った形でもいいので書く力を見える化できるようにする」です。

目次はこちらから。全7回予定。


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