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子育てに向いている?向いてない?

長かった不妊治療から母になり、その間いろんな人を見てはお母さんになったら素敵な人になりそうだなとか、この人はなぜお母さんになったのだろうと色々思うことがあった。

そもそもお母さんに向いているってなんなんだと自分でもだんだんわからなくなり、いろいろ考えていた時に出会った言葉を書きたい。

「育てる側にも得意な年代がある」​

そもそも子育てとは赤ちゃんを産んでから成人して自立するまであるので大体20年ぐらいは子どもとしっかり向き合うわけで、死ぬまで親子なのは変わらないが、0歳児と20歳の子どもは全く性質が違う。

私はまだ子供を産む前に高校では保育の実習、近所でも赤ちゃんを母と預かったりして、子どもと触れ合う機会が少しあったのだが、行く先々で「赤ちゃんのお世話上手だね」と褒められていた。言語を介さない赤ちゃんとの感覚的なやりとりが得意で、私は末っ子だったが子供を寝かしつけたり一緒に遊んだりするのが結構楽しかった。

しかし逆に、小学生ぐらいの子どもはあまり相手をするのが得意でない。ボランティアで小学高校学年の子達をキャンプに連れて行くことがあり、私は6人ぐらいの女の子を見るリーダーとして引率したが、女の子はませていて陰口も言うし喧嘩するしで私は2泊3日で体力の消耗も心労も募り干からびて帰ってきた。

私の姉も同じボランティアをしていたが、私と反対で口が達者な姉はうまく高学年の子達をまとめていてびっくりした記憶がある。

どこかで本領を発揮できる場がある

育てる側も得意不得意な子供の年代があって当然だと言うことを、あまり今まで意識したことがなかったのだが、今の子育てに自分が満足できてない人でも、過去、もしくは未来に子どもとうまく向き合える時があるかも知れない。

そう思うと少し希望が持てるのではないだろうか。

私はこれから娘が育ってませていったらどうしようと不安になっているが、それまでに少しは知識を蓄えて上手くコミュニケーションをとっていきたい。

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