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Paint It Black~黒くぬれ!~

 こんばんわ。今日も一日お疲れ様です。今日は久しぶりに雑記。最近は何をしてるのかとたまに聞かれることがあるのでお答えをしておくと、もっぱらペンキ塗りをしています。主に黒いペンキを塗っているのであって決してローリング・ストーンズについての雑記ではないのでご注意を。タイトルから音楽話だと思った方ごめんなさい。それにしても何故「ペンキ塗り」なのかというと、恩人より「よかったらやってみないか?」とお声がけをいただき今までやった事がないので恐る恐るチャレンジしてみたというのがきっかけ。あまり人には話したことはないがプチ高所恐怖症のくせに屋根の上に昇ったり、高所作業車に乗ったりと少しずつながら高いところの作業にも慣れつつある今日この頃。空を見上げてペンキ塗りをしているところを見かけたら声をかけてください。
 
 厚生労働省が2/28に発表した2022年の出生数が外国人を含む速報値で前年比5.1%減の79万9728人だった。日本在住の日本人だけに限ると77万人前後になるようだ。https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL286ZJ0Y3A220C2000000/

 この報道を受けて「危機的状況だ」との発言が話題になっているが、去年の段階で80万人を下回るということは予測されていて昨日今日でわかった話ではないし、少子化に至ってはもう何年も前から言われている。
少子化が与える社会の影響としては労働力供給の減少、年金などの社会保障への現役世代の負担が増大する「経済的影響」。社会的扶養の必要性を高める、子ども自身の健やかな成長への影響が懸念される、住民に対する基礎的なサービスの提供が困難になる「社会的影響」があげられます。つまり少子化が進むと現役世代や現在の子ども達が一番の影響を受けることが明白となっています。2025年には団塊の世代すべてが後期高齢者となると言われていることから年金制度、社会保障制度の在り方を早急に考えていかなければなりません。これまで多くの政治家が「将来世代にツケを残さない」とか言いながらいたと思いますが将来世代が見事に負担を強いられる社会が一層早まったのが明白になったのがこの80万人を下回るというニュースだったのです。来月は統一地方選挙。たぶん多くの候補者が「少子化」の話題に触れると思われますが投票に行く人は少子化対策についてしっかりと候補者の考えを見たうえで投票をしてほしいものです。

 ここしばらく新たな学びの場や素敵な出会いがありすばらしい毎日を過ごしていたが、このニュースだけではなく、そのほかローカル政治の報道から何ともやるせない気持ちになることも多々あった。Paint It Blackの歌詞にあった「I look inside myself and see my heart is black:自分自身をのぞいたら心も真っ黒」とまさに今はその境地なのかもしれない…。時が解決するわけではないと思うけれど、しばらくはしっかりとペンキ塗りをしながら心もきれいな色に塗り替えて行きたい。

 余談で昔出ていたヌーノのソロアルバムに「Paint the town red」という曲があって「街を共産色に染めろ」ってなんて過激な歌だ思ってたけれど、外出して楽しむという意味だったとは後から知った…。

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