見出し画像

タイ人女性との共同生活 第二話 ~日常~




彼女は日本語はもちろん、英語も全く話せない。
しかし、俺が話す簡単な英語は多少理解出来るため、何となくコミュニケーションは取れている。彼女がどうしても何か伝えたい時はGoogleの翻訳を使って伝えてくるのだが、それが俺にとってどうでもいいことだったりする。

彼女はいつもタイ語で話しかけてくる。俺にタイ語を覚えて欲しいらしい。俺との未来でも考えているのだろうか。しかし、俺は一切タイ語を覚えたいとは思わない。こんにちはとありがとう。この2つのタイ語と、夜の街へ行って万が一好みの女性に出会った時の為に"連絡先を教えて"というタイ語だけは覚えているが、新しい言語をどうせ覚えるならスペイン語の方がいいと思っている。


彼女は毎日朝早く仕事へ行く。エンジニアをしているらしい。俺はいつも昼過ぎに起きるため、朝彼女の姿を見ることは無い。彼女の帰宅は19:30くらいだ。

目覚めた俺はとりあえずWiFiを求め毎日のように近くのショッピングモールへ行く。彼女の家にはテレビやエアコン。ふかふかのベッドに綺麗なトイレとシャワー。電子レンジにキッチン。ベランダなどが全て揃っているのだがWiFiがない。俺はデータを使い切ってしまい、WiFiがないと携帯が使えない。携帯が使えないのはとても不便だ。生活の中でのちょっとした調べ物も意外とあるし、暇つぶしの動画視聴もできないし、外出先での配車アプリも使えない。近々携帯ショップへ行き、追加データを購入しよう。携帯が使えれば生活が変わるはずだ。



第三話↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


最後まで読んでいただきありがとうございます。 海外を放浪しているので、サポートいただけたら旅の中での活動費に役立てさせていただきます!