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高校数学をプログラミングで解くー週1回1時間で「覚えた数学」を「使える数学」にー

『高校数学をプログラミングで解く』と題して、noteでの連載を始めます。

高校数学を題材にして、アルゴリズム設計からプログラミングまで行い、「覚えた数学」を「使える数学」することが目的です。

対象読者

対象読者としては、以下のような方々を想定しています。

・大学進学をめざしている方
・プログラミングに関わるリスキリングを考えている方(の準備に)
・数学が好きな、プログラミング初心者

期待される3つの効果

高校数学をプログラミングで解くことで次の3つの効果が期待されます。

1. 高校数学や情報Iのスキルがアップする!

高校数学をプログラミングすることで、紙の上での計算とは別の観点から数式、公式、定理などをみることになり、高校数学の理解が深まるとともに、数学の問題を解く際の応用力がつきます。また、実際にプログラミングを行うことで、2025年度の大学入試共通テストに新しい科目として加わった「情報I」への問題の対策にもなります。

2. 大半のプログラムは高校数学がベース!

複雑なシステムを開発する場合も、人工知能のような最先端の技術を研究する場合も、作成するプログラムの大半は、高校数学をベースとしたものになっています。つまり、高校数学をプログラミングできることはその後のシステム開発や最先端技術の研究に大いに役立ちます。

3. アルゴリズム設計力が磨かれる!

プログラミングにおいて最も重要なことは、その処理手順であるアルゴリズムをきちんと設計することです。高校数学の問題をプログラミングで解くために数式や公式をアルゴリズムとして設計することで、アルゴリズム設計に関する知識や経験を得ることができます。

興味を持った方は是非試してみてください!

高校数学をプログラミングで解くことは、上記のような効果が期待できます。少しでも興味を持った方はぜひ『高校数学をプログラミングで解く(準備編)「1-1 Processingの準備」』の記事に進んでいただき、プログラミングを体験してみてください。

1週間に1記事を1時間程度で行ってみてください。

なお、準備編に書かれている内容をすべて理解する必要はありません。一通り『準備編』の記事を読んで、Processingの準備をし、プログラムを書いて、動くことが確認出来たら、ぜひ本編の『高校数学をプログラミングで解く(数学A編)「1-1 集合の要素の個数」』に進んでください。本編を読みながら、必要に応じて準備編に戻って復習していくことで少しずつプログラミングスキルが身についていきます。



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