MK's papa

ソフトウェア開発会社に勤めて18年。ソフトウェア開発だけでなく、50名以上の新入社員の…

MK's papa

ソフトウェア開発会社に勤めて18年。ソフトウェア開発だけでなく、50名以上の新入社員の育成などにも携わり、プログラミングができる人とできない人との違いは高校数学の理解度であることがわかりました。プログラミングを通して高校数学(同時に情報Iも)の理解を深めていきましょう。

マガジン

  • 書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む

    書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」(永野裕之 著、NHK出版新書、ISBN13 : 9784140886748)を読んで、気になったところをピックアップ(引用)してコメントを残しています。 高校数学(特に数学Ⅰ、数学A)が実社会でどのように役立っているのかを知りつつ、その基礎の理解ができる一冊です。

  • 高校数学をプログラミングで解く(数学Ⅲ編)4.極限

    「数学Ⅲ」で学ぶ「極限」に関する問題をプログラミングして解いていきます。数列の極限、無限級数、関数の極限などを通してアルゴリズム設計からプログラミングするまでを学びます。同時に、極限の扱いについてより良く、より深く理解していきます。 4-1 数列の極限 4-2 無限等比級数 4-3 無限級数 4-4 関数の極限 4-5 三角関数と極限 4-6 関数の連続性

  • 高校数学10分プログラミング(数学II編)3.三角関数

    数学IIの「三角関数」に関連して、1回10~20分程度でできるプログラミング課題を出題しています。

  • 高校数学10分プログラミング(数学II編)2.図形と方程式

    数学IIの「図形と方程式」に関連して、1回10~20分程度でできるプログラミング課題を出題しています。

  • 高校数学をプログラミングで解く(数学Ⅲ編)3.関数

    「数学Ⅲ」で学ぶ「関数」に関する問題をプログラミングして解いていきます。分数関数、無理関数、逆関数と合成関数を描くプログラムの作成を通してアルゴリズム設計からプログラミングするまでを学びます。同時に、関数についてより良く、より深く理解していきます。 3-1 分数関数 3-2 無理関数 3-3 逆関数と合成関数

最近の記事

  • 固定された記事

「高校数学をプログラミングで解く」の使い方とマガジンリスト

連載記事「高校数学をプログラミングで解く」をより有効活用してもらいたいと思い、「高校数学をプログラミングで解く」の使い方とマガジンのリストをまとめました。 「高校数学をプログラミングで解く」の使い方目的は高校数学を将来的にも役立てるようにすること 連載記事「高校数学をプログラミングで解く」は、そのサブタイトルを  ー「覚えた数学」を「使える数学」にー としているように、高校で学ぶ数学をより実践的に利用できるようにすることを目的としています。具体的には、大学受験の勉強だけで

    • 記事『高校数学をプログラミングで解く(数学A編)「3-10 N進法」』に演習問題を追加しました。 是非チャレンジしてみてください。 https://note.com/mathprogramming/n/nc62ded777e97

      • 書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む(その3)

        マガジンリスト > 書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む > その3 「集合論」ってすごいんだな 上記の「教養としての「数学I・A」」を読み進めています。 今回は、「第2章 「風が吹けば桶屋が儲かる」は論理的には正しくない 集合と命題」を読みました。 集合論をこんな風に考えたことがなかったけど、言われてみると、多様体、ルベーク積分、確率論と、確かに集合論がベースになっているなと思いました。 数学の「または」と日常語の「または」の違いこれ、昔は混乱することがあったん

        • 高校数学をプログラミングで解く(数学III編)「4-4 関数の極限」

          マガジンリスト > 数学Ⅲ編 4.極限 > 4-4 関数の極限 はじめに今回は、数学IIIで学ぶ「関数の極限」について、関数の極限を確かめるためのプログラムを作成します。 関数の極限まず、関数の極限について解説します。 関数の極限の性質 $$ \lim_{x \to a} f(x) = \alpha, \ \ \lim_{x \to a} g(x) = \beta $$ とする。 ① $$ \lim_{x \to a} \{ k f(x) + l g(x) \}

          ¥0〜
          割引あり
        • 固定された記事

        「高校数学をプログラミングで解く」の使い方とマガジンリスト

        • 記事『高校数学をプログラミングで解く(数学A編)「3-10 N進法」』に演習問題を追加しました。 是非チャレンジしてみてください。 https://note.com/mathprogramming/n/nc62ded777e97

        • 書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む(その3)

        • 高校数学をプログラミングで解く(数学III編)「4-4 関数の極限」

          ¥0〜

        マガジン

        • 書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む
          3本
        • 高校数学をプログラミングで解く(数学Ⅲ編)4.極限
          4本
        • 高校数学10分プログラミング(数学II編)3.三角関数
          10本
        • 高校数学10分プログラミング(数学II編)2.図形と方程式
          20本
        • 高校数学をプログラミングで解く(数学Ⅲ編)3.関数
          3本
        • 共通テスト新課程攻略問題集 情報I(共通テスト赤本プラス)
          9本

        記事

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)5日目「三角関数のグラフを描く」解説

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 5日目 解説 本日の課題、おつかれさまでした。 三角関数のグラフを描くプログラムを作成することができたでしょうか。 解答例今回の課題の cos 関数のグラフを描くプログラム例を示します。 float x_range = 10.0; // x軸の表示範囲 -x_rangeからx_rangeまでfloat y_range = 10.0; // y軸の表示範囲 -y_rangeからy_rangeまで void setup(){

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)5日目「三角関数のグラフを描く」解説

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)5日目「三角関数のグラフを描く」

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 5日目 課題 おはようございます。 本日は、高校数学10分プログラミング(数学II編 3.三角関数)の5日目です。 本日の課題は、三角関数のグラフを描くプログラムを作成することです。 例題(sin 関数)以下のグラフを括弧に指定された色で描くプログラムを作成してください。 (1) $${y=\sin \theta}$$(黒色) (2) $${y=4 \sin \theta}$$(赤色)  (3) $${y=\sin 4

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)5日目「三角関数のグラフを描く」

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)4日目「三角関数の性質を考える」解説

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 4日目 解説 本日の課題、おつかれさまでした。 三角関数の性質を確かめるプログラムを作成することができたでしょうか。 解答例今回の課題のプログラム例を示します。 // 三角関数の性質を確かめるプログラムvoid setup(){ float theta = 34.0; int n = -1; // ① sin float lhs1 = sin(radians(theta)+2.0*n*PI); float r

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)4日目「三角関数の性質を考える」解説

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)4日目「三角関数の性質を考える」

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 4日目 課題 おはようございます。 本日は、高校数学10分プログラミング(数学II編 3.三角関数)の4日目です。 本日の課題は、三角関数の性質を確かめるプログラムを作成することです。 三角関数の性質 以下、$${n}$$は整数、複合同順とします。 $$ \begin{array}{rl} \mathrm{①} & \sin(\theta+2n\pi) = \sin \theta \ \ \cos(\theta+2n

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)4日目「三角関数の性質を考える」

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)3日目「三角関数の相互関係を考える」解説

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 3日目 解説 本日の課題、おつかれさまでした。 三角関数の相互関係を確かめるプログラムを作成することができたでしょうか。 解答例今回の課題のプログラム例を示します。 // 三角関数の相互関係を確かめるプログラムvoid setup(){ float theta = 34.0; // 1つ目の関係式 float lhs1 = tan(radians(theta)); float rhs1 = sin(radians

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)3日目「三角関数の相互関係を考える」解説

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)3日目「三角関数の相互関係を考える」

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 3日目 課題 おはようございます。 本日は、高校数学10分プログラミング(数学II編 3.三角関数)の3日目です。 本日の課題は、三角関数の相互関係を確かめるプログラムを作成することです。 三角関数の相互関係 $$ \tan \theta = \frac{ \sin \theta}{ \cos \theta } $$ $$ \sin^2 \theta + \cos^2 \theta = 1 $$ $$ 1+\tan

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)3日目「三角関数の相互関係を考える」

          高校数学をプログラミングで解く(数学III編)「4-3 無限級数」

          マガジンリスト > 数学Ⅲ編 4.極限 > 4-3 無限級数 はじめに今回は、数学IIIで学ぶ「無限級数」について、無限級数の収束・発散を調べるプログラムを作成します。 無限級数まず、無限級数について解説します。 収束・発散の定義 無限級数 $$ \sum_{n=1}^{\infty} a_n $$ の第$${n}$$項までの部分和を$${S_n}$$とします。 ① 数列$${ \{ S_n \} }$$が収束するとき、無限級数$${\sum_{n=1}^{\i

          ¥0〜
          割引あり

          高校数学をプログラミングで解く(数学III編)「4-3 無限級数」

          ¥0〜

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)2日目「扇形の弧の長さと面積を求める」解説

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 2日目 解説 本日の課題、おつかれさまでした。 扇形の弧の長さと面積を求めるプログラムを作成することができたでしょうか。 解答例課題で与えられた扇形の弧の長さと面積を求めるプログラムはソースコード2のようになります。 // 扇形の弧の長さと面積を求めるvoid setup(){ float r = 5.0; // 扇形の半径 float theta = PI/3.0; // 中心角(ラジアン) // 扇形の弧

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)2日目「扇形の弧の長さと面積を求める」解説

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)2日目「扇形の弧の長さと面積を求める」

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 2日目 課題 おはようございます。 本日は、高校数学10分プログラミング(数学II編 3.三角関数)の2日目です。 本日の課題は、扇形の弧の長さと面積を求めるプログラムを作成することです。 弧度法と扇形 半径$${r}$$、中心角$${\theta}$$(ラジアン)の扇形について $$ \mathrm{弧の長さ} l=r \theta, \ \ \mathrm{面積} S=\frac{1}{2} r^2 \theta

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)2日目「扇形の弧の長さと面積を求める」

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)1日目「弧度と度数との間の変換を考える」解説

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 1日目 解説 本日の課題、おつかれさまでした。 角度を度数から弧度、弧度から度数に変換するプログラムを作成することができたでしょうか。 解答例課題で与えられた角度を度数から弧度、弧度から度数に変換するプログラムはソースコード2のようになります。 // 与えられた角度について// 度数を弧度に、弧度を度数に変換するプログラムvoid setup(){ float deg; // 角度(°) float rad; //

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)1日目「弧度と度数との間の変換を考える」解説

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)1日目「弧度と度数との間の変換を考える」

          マガジンリスト > 数学Ⅱ編 3.三角関数 > 1日目 課題 おはようございます。 本日は、高校数学10分プログラミング(数学II編 3.三角関数)の1日目です。 本日の課題は、角度を度数から弧度、弧度から度数に変換するプログラムを作成することです。 度数と弧度との関係 角度を表す単位として、度数(°)の他に、弧度(ラジアン)があります。これらの関係は $$ 180^{\circ} = \pi \mathrm{ラジアン} $$ で表すことができます。したがって、

          高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)1日目「弧度と度数との間の変換を考える」

          書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む(その2)

          マガジンリスト > 書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む > その2 「展開の公式を図で理解する」にちょっと感動 上記の「教養としての「数学I・A」」を読み進めています。 今回は、「第1章 森羅万象をモデル化するための基礎体力 数と式」を読みました。 この書籍の序盤で、ちょっと感動しました。それは、展開の公式 $$ (x+a)(x-a) = x^2-a^2 $$ の説明について。 これを読んだとき、「あ、そうか」とちょっと感動しました。使い慣れている数式も別の

          書籍「教養としての「数学Ⅰ・A」」を読む(その2)