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自立しすぎるのは危険!?

ども!勉強習慣コーチのMaruです!

今年から始まった月1ブログ
第3弾でございます。

気持ちが乗るタイミングで書きたいと言う
代表まるの我がままにそって
気楽にブログを更新していくスタイル。

受験が落ち着き、
新2,3年生の方がやるべきことが多いことに
焦りを感じている時期ではないかと思ってます。

今回も、StudyClubの
3月のイベントを少し振り返ってみましょう!

※2月の方がまだ読んでないよーって人は
ぜひそちらも覗いてみてください⬇︎

3月の振り返り

3月も月に1度のイベントが実施されました。

他の日曜日自習室では、

3/3:学年別、意外と知らない3月の具体的な勉強法
3/10:成績が上がる人の共通の主体性とは
3/24:出しきれてるかどうかを測る意外な指標:孤独
3/31:1年の総復習する人が成長できるゆでガエルの話

をお伝えいたしました。

半年ぶりに再募集を開始したので、
少しずつ生徒が増えていき
これからもっと盛り上がっていくことを
考えると楽しみです。🔥

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今日は、自立のお話
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自習室はもちろんですが、
学年が変わるタイミングということもあり、
3月は特に話してきました。

ある生徒と面談していた時に
現状の問題を全て書き出そうという
話し合いになった時に、1つ出てきた
自分の理想で、

「自立したいです。」

という言葉が出てきました。

今日のテーマは、自立です。

タイトルの通り、
自立しすぎるのは危険。

というテーマ。

依存と間違えてない!?

と思った方は、まあ一旦最後まで
みてくださいな。笑

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自立とは何か?
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誰もが

自立したい!!!

だったり

自立しなさい!!1

と周りの人に言われたり思ったりする
自立という言葉。

なんとなくこの言葉使いがちですが、

ここであなたに質問。

「自立とは何ですか?」

この言葉、個人的に世間の人々は
曖昧な使い方をしているように僕個人感じます。

一般的なイメージは、

・依存しないこと
・頼らないこと
・自分で立つこと

ということを考えているのかなと
推測しますが、どうでしょうか。

まずは定義をあなたに問うてからこの話を進めていきたいと思います。

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脳性まひの方から
見た”自立”とは
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堅苦しい話ではないよん

少し違う角度から自立を考えてみましょう。

僕が個人的に尊敬している一人である
熊谷晋一郎さんのお話を少し共有します。

僕も脳性まひの方のヘルパー活動を
大学生の時にしていたので、
すごくイメージが湧きやすいのですが、

脳性まひの方の症状は、体が手足の麻痺が
大きな症状ではありますが、思考の部分で
影響のない方も多く、極めて普通に話せるような方も多いです。

そんな熊谷さんが、
こんなことを言ってました。

「少なくとも私は、トイレに行くのも自分でできない。お風呂に入るのも自分でできない。洋服を着替えるのもできない。つまり依存なしに生活ができない。自立と依存が対義語であれば、私は自立は不可能である。」

この人が依存なしでは
生きてはいけません。

では果たして、この人は熊谷さんは
自立ができない
不可能な人なのでしょうか?

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一人で生きていける人は
実は誰もいない
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実はこの熊谷さんは、なんと
東大の研究センターで准教授をしてる方であり
お医者さんもやりつつ、そして結婚もされております。笑

もう一度考えてみてください。

この人は自立してない人なのでしょうか?笑

依存に対して、
少し視野を広く考えてみると
こんな考えもできると思っています。

・農家の米を食べて生きている人は農家の人に、依存してないのか?
・車掌さんの手を借りて生きてる電車通勤の人は車掌さんに依存してないのか?
・今着ている服は、デザイン、生地、ブランドに依存してないのか?
・今見ているスマホは、作ってくれてる人に、依存しているのではないか?

僕は、米を作ることも電車を運転することも、服をデザインすることも、スマホを作ることもできません。

人は、きっと人だけでなく、
心の拠り所として、
自然や、郷土にも依存しているんです。

そう。

さっきの話と今の話って、

世の中に1人でできることが多い少ないか

の違いなだけなんですよね。

今住んでる家も、車も、教科書で勉強するのも全て
みんながやってるから気づけてない依存なだけ。

人は、依存してないで生きてる人なんて
誰一人いないんです。

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では、自立ってなんだ?
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仲良くい筋ジストロフィーと脳性まひの方
とのヘルパー活動以外でのプライベート飲み笑

では、自立ってなんでしょうか。

僕が思うに、自立とは、

自立=依存先の数を増やしていること

だと思っています。

一つに依存してしまうと、
きっと、支配された感覚になり、
頼る部分が大きくなってしまうんです。

その結果、この人がいないと無理!
という感覚になってしまいます。

よく障害のある方はお母さんだけに依存先がいき、
一人で外に出るのが怖いと思う方が多いのだとか。

”自立できてない様子”=”自分では何もできない”
というイメージがあると思いますが、

自立してる人も、
ちゃんと依存はしてるんです。
(むしろ依存は多いという事実。笑)

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自立と孤立は違う。
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僕がこの自立の話で一番恐れているのは、

自立したいから、一人で頑張ります!

という考え方。

これが、なんとなくで考えた
自立と定義で考えてる人に向けた

「自立しすぎるのは危険」

というタイトルの回収になります。笑

正直これは孤立に走ってうまくいかない典型例。
(うまくいかない学生の典型例です。)

この人は、
依存先すらない状態になるので、
どちらかというとこれは
孤立に進んでいくように思います。

よくないのは、相談することではなく、
誰かに自分の選択を決めてられて
生きていくことであって、

頼ることは、むしろ自立への第一歩。

言ってしまえば、 自立とは、助けを求める姿勢です。

頼ることで、自立する力が芽生えるのです。

依存先を増やし、
どんな人にどんなことを頼っていくのか
を上手に考えることが、僕なりに考える
自立の近道だと考えています。

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生徒の答えた、自立の定義が
センスがあった件。
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さてさて終盤戦。

今回の話は、人が曖昧な定義で話すような
”自立”について。いかがだったでしょうか。

生徒がこの定義ではなかったんですが、
なかなかセンスのあることを言っていたので
最後にシェアします。

自立してる人=自分でできることは、やれるけど、
ちゃんとやれないことは人に頼れる人

自分の強み、自分の弱み
頑張ってきた経験によって
もうできること、まだできないこと
昔はできていたこと、今たまたまできること

色々あります。

僕と関わる以上、再現性を持って、
自分でできることは増えていってほしいし、
それが"成長"という言葉だと思っていますが、

ずっと頼るのは違うと思うので、
一人で成長できるように頑張ります!

という考えは、孤立するだけで
成長はできない。

まあ、成長したいと思ってる気持ちがある人は、
僕に頼ってくださいというお話でした。☺️

ではまた!

P.S.:僕のコーチについて

これまるです。

僕にも成長するために
徹底的に見てくれるコーチがいます。
(大学生の時から今でもずっと)

成長の中でも要素分解してため
それぞれで、分けてるのですが、

僕も成長し続けていますが、
こうしたい!という未来に対して
自分のできること
自分がまだできないこと

が言語化できているので、
頼るべきと理解して頼っています。

大学の時は2人でしたが、
今の人数は8人います。笑

・経営コーチ(3人)
・メンタルコーチ(1人)
・時間管理コーチ(1人)
・ゴルフコーチ(1人)
・筋トレコーチ(1人)
・キャリアコーチ(1人)

実は今年から筋トレとゴルフ頑張ってみようと
知り合いのコーチに頼んで、チャレンジ中です。笑

この8つの便り先は、
僕が成長するために
それぞれの道のプロに
必要だから頼ってます。

自分のできることできないことを
コントロールし、1人に依存しないように
しようとした結果が
今の状態になっています。

自分の性格・状況に合わせて
必要な部分をつけています。

僕の成長したい先には一人では今の所行けないから
手伝ってもらっている。

ただ、それだけのことです。

ちなみに、言っておくと、スタディクラブでも通年コース以上の方は、
コーチを分けていることをしていますよね。

(理由は、①大きな方針決め・テーマについて話し合うコーチと、具体的な戦略を作ってもらうコーチが受験には必要だから。②一人に依存させないため)

僕だってあなただって、一人では何も成長できない。
自分の見える世界で考えても何も変わらない。

一人じゃいきたい目標も大きくできない。

僕もあなたも、多くの人に頼りながら
依存して成長していきましょうぜ。

P.P.S

真ん中の方も実はブログ書いてます。

今は、自分の手で書いてるのかな?とは思いますが、
手が動かなくなってもきっと彼女は、
ヘルパーさんにきっと書いてもらうはず。

それだけ自立している女性と僕は知ってます。

ぜひ、見にいってあげてみてね↓

ではまた!

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