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『リモートワーカーのためのゆる時間活用&ゆる継続のススメ』読みました

ゆる~くタスク管理・継続を行う方法を学べる本です。
#技術書典 9というイベントで出展されており、以下から購入可能です。Amazon で買い物したことがある方はamazon payでの支払いがスムーズです。

仕事のでのタスク管理

まず業務におけるタスク管理の勧めが記載されています。始業前にチーム内へタスクを宣言し、終業前に日報という形で報告するという形です。
このあたりは私も業務上で行っているのでとても共感できました。リモートワークが始まったために受動的に始めたことでしたが、実際に上司から「日報に書いてる件、こういう風に進めてみたら?」というフィードバックが来るようになりました。有益な取り組みであるため、現在でもやらされ感なく続いています。

タスクの進捗具合を定量的に記載すべきという記載があり、ここも共感します。この本においては「タスクの進行度合いとパーセンテージ」という形で目安が具体的に示されていて、そのまま使えるレベルでよく考えられています。(例:少しだけ着手した 10%~20%、あらかた出来た 80%)

応用してプライベートでゆるく時間活用

この本の真髄はここからで、業務でのタスク管理の手法をプライベートでの「ゆる時間」の確保のために活用しようという内容が続きます。

SNSに今日のタスクを投稿していいね!をもらうことでモチベーションを保つという視点は全く思いつかず、目からウロコでした。確かに下記のような投稿が流れてきたらいいね!を押すと思います。画像になってるのがミソですね。

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一方でガチガチにやらずに、タスクも投稿せずにダラダラ何もしない日があっていいじゃないかという記載が続きます。私もまれに何もしたくない日があり、そういう日はベッドに寝転んでゴロゴロKindleを読む日があります。

今まで自分のタスク管理がうまくいかなかった理由は、タスクのストックがたまりすぎてタスクに追われるようになってしまい嫌になってしまったことです。本書で提案されている手法は以下の点からそのようなことが起こらないように考えられています。
①一日ごとのタスク管理なので過剰にストックがたまらない
②無理して毎日行うことはない

ゆるく継続するためには

後半ではゆるく継続を行うための方法が紹介されています。「今まで続けていたことをどのような原因でやめてしまったのか?」が分類してまとまっており、各原因への対処方法がまとめられています。
(例:環境が変わってしまった→(中略)環境が変わってしまった時は、無理しなくていい。また出来るようになった時に再開すればいい。出来るようになったらしたいことは、ちゃんとメモしておくこと。やりたい気持ちを持ち続けることが大切だ。)

紹介されているみんチャレというアプリは知りませんでした。「くびれを作る」というチャレンジ、皆でチームになってやると確かに面白そうです。
早速登録して、最近サボりがちだったフィットボクシングというエクササイズゲームのチームに参加しました。
参加するチームの人達がどの程度の達成率かわかるので、どれに参加するか迷わずに決められました。とても良いUXのアプリです。

最後に本書の中で一番共感した文章は下記です。少しさぼってしまったときに「はー、自分だめだな」とか「続けてもダメかもな」という心のつぶやきが自分の火種を消しているんだと気づけました。

その中で、チャレンジしていたことが継続できなくなったとしてもいいのだ。ただ、一点だけ守りたいのは、 「チャレンジする気持ちの火種を消さない」ことだ。

連続して続けられなかったのであれば、そのことを自分で許してあげるのが重要なんだと思います。許して、また続けていけばいいのかなと。
「ゆるさ」というテーマが一貫した本当に良い本でした。続けられないことに悩む皆さん、是非冒頭のリンクから買ってみてください!

宣伝

最後に宣伝で恐縮です。私も#技術書典 9に新刊を出しています。
挑戦するスタートアップ・中小企業の情シスを応援する本です。実際に使ってみたサービスを導入効果付きで紹介し、稟議を上げやすくします。
下記リンクから是非買ってください。感想も頂けたら嬉しいです!


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