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大人の数学1 九九 がすべて

はじめまして!
勉強、お仕事たいへんお疲れさまです。

このシリーズ記事は、数字の特徴に敏感になり、数値の扱いや計算を速くするための講座です。

新しい考え方を学び
『数字を上手に扱うための思考』をきたえます

公務員試験、就職試験、資格試験、あるいは中学受験など、スキルアップが必要なさまざまな場面にご活用ください。軽く読む内容ではなく、講座の形式を取っております。少しずつ新しい観点を学び、思考回路を変えていきましょう!


今回のテーマは、「九九 がすべて」です。

小学校で習う 九九 は、たいへん大切です!

九九を覚えることは、おそらく小学校でクリアしておられることでしょう。課題となるのは、九九を使う方法です。

九九について、このような感覚を持っていますか??

かなりの場面で、九九 は逆に使います

ここがポイントです。

大勢の人が小学生の頃からきたえられてきたのは、次のようなパターンではありませんか?

かけ算 と言えば

割り算 と言えば


しかし、現実には、このようなことが要求されます。

そして、公務員試験、就職試験、そして仕事では、このようなことが要求されます。

そして、こう思います。

こんなの、応用問題でも見たことがない・・・

こうして、人は苦しみます。

原因は何か・・・

「『答えが1つ』あるはずなので、
それを当てれば『○』を上げるよ」と言われつづけ・・・

ある視点から見れば、学校では「 ”○つけ” や 答え合わせをしやすい問題」ばかり解いてきたから、ということになります。

学校では、1人の先生で大勢の生徒を教えるため、それも無理はありませんが、仕事をする人としてスキルが試される現場では、それだけでは通用しない、ということで・・・

変化 & 克服 が必要です!


さて、小さな数字で問題を出したので答えは明らかですが、先ほどの問題の答えを考察しておきましょう。

これを見て、すっきりしない、気持ち悪いって思いますか?

「答えが4つあります」で終了すると、なんだかモヤモヤしますか??

しかし、そもそも、答えが1つだ、と思っていること自体が先入観です。それを打破しない限り、公務員試験や就職試験でテキパキ動くことはできません。

そして、先ほどの出題で言えば、答えは4つではない。
このようなものも、りっぱな答えです!

仕事なんて答えは1つじゃない。しかし、最適解は選べ

社会人からすると、これが当たり前です。

学校では、全員が「同じ1つの答え」を書く場面が多かったため、社会人を目指す時に適応しにくいのは当然のことです。ぜひ、公務員試験や就職試験の段階でクリアしておきましょう。

「最適解を選べ」の部分は、このような出題で試されます。

【例題】
積が24となる2つの正の数の組み合わせのうち、差が最も小さくなるものでは、2つの数の和はいくらか。
 ※「正の数」【せいのすう】とはプラスの整数のこと

① 9
② 10
③ 11
④ 12
⑤ 13

こう聞かれたら、ちょっと考えますね。
え、どういう意味? 何を聞いてるの? って、思考停止に陥ったり、深読みしすぎて間違えたりしそうです。

しかし、ただ単純に

1×24 / 2×12 / 3×8 / 4×6

から「差が最も小さくなる」組み合わせを目で見て選び、「4と6だな~」と納得して、
 4+6=10
とするだけです。

変な考え、妙な動きをしないようにしましょう!

正解は ② です。
(そこは、答えが1つしかない・・・)

ここまできても、まだ
「何かの式を解いたらx=4、6に絞れるのではないか」
と思ってしまうなら…

学校の勉強から抜け出せていない状態です
今すぐ、やめましょう

「差が最も小さくなるもの」を選ぶ、という部分が「最適解を選べ」というところです。

自分の目で見て選ぶだけ…
「x」の式では対応できません!

学生時代からの固定観念は今すぐ改めておきましょう!
妙な先入観がなくなれば、いろいろな問題が解きやすくなります。


それでは、本日の講座はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この講座の様子がお分かりいただけたでしょうか。

この講座は、新しい考え方を入れる講座です。頭の中をアップデートするため、ぜひ継続的にお読みいただければ幸いです。

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