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大人の数学1 九九 がすべて
はじめまして!
勉強、お仕事たいへんお疲れさまです。
このシリーズ記事は、数字の特徴に敏感になり、数値の扱いや計算を速くするための講座です。
新しい考え方を学び
『数字を上手に扱うための思考』をきたえます
公務員試験、就職試験、資格試験、あるいは中学受験など、スキルアップが必要なさまざまな場面にご活用ください。軽く読む内容ではなく、講座の形式を取っております。少しずつ新しい観点を学び、思考回路を変えていきましょう!
今回のテーマは、「九九 がすべて」です。
小学校で習う 九九 は、たいへん大切です!
九九を覚えることは、おそらく小学校でクリアしておられることでしょう。課題となるのは、九九を使う方法です。
九九について、このような感覚を持っていますか??
かなりの場面で、九九 は逆に使います
ここがポイントです。
大勢の人が小学生の頃からきたえられてきたのは、次のようなパターンではありませんか?
かけ算 と言えば
![](https://assets.st-note.com/img/1673536108263-R0YGMoBHcs.png)
割り算 と言えば
![](https://assets.st-note.com/img/1673536151972-mvItocBdX7.png)
しかし、現実には、このようなことが要求されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673536270559-pEQ4dtKPTR.png)
そして、公務員試験、就職試験、そして仕事では、このようなことが要求されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673536404260-XnFzzPdyfu.png)
そして、こう思います。
こんなの、応用問題でも見たことがない・・・
こうして、人は苦しみます。
原因は何か・・・
「『答えが1つ』あるはずなので、
それを当てれば『○』を上げるよ」と言われつづけ・・・
ある視点から見れば、学校では「 ”○つけ” や 答え合わせをしやすい問題」ばかり解いてきたから、ということになります。
学校では、1人の先生で大勢の生徒を教えるため、それも無理はありませんが、仕事をする人としてスキルが試される現場では、それだけでは通用しない、ということで・・・
変化 & 克服 が必要です!
さて、小さな数字で問題を出したので答えは明らかですが、先ほどの問題の答えを考察しておきましょう。
これを見て、すっきりしない、気持ち悪いって思いますか?
「答えが4つあります」で終了すると、なんだかモヤモヤしますか??
しかし、そもそも、答えが1つだ、と思っていること自体が先入観です。それを打破しない限り、公務員試験や就職試験でテキパキ動くことはできません。
そして、先ほどの出題で言えば、答えは4つではない。
このようなものも、りっぱな答えです!
![](https://assets.st-note.com/img/1673538177112-1U0AGCTDgm.png)
仕事なんて答えは1つじゃない。しかし、最適解は選べ
社会人からすると、これが当たり前です。
学校では、全員が「同じ1つの答え」を書く場面が多かったため、社会人を目指す時に適応しにくいのは当然のことです。ぜひ、公務員試験や就職試験の段階でクリアしておきましょう。
「最適解を選べ」の部分は、このような出題で試されます。
【例題】
積が24となる2つの正の数の組み合わせのうち、差が最も小さくなるものでは、2つの数の和はいくらか。
※「正の数」【せいのすう】とはプラスの整数のこと
① 9
② 10
③ 11
④ 12
⑤ 13
こう聞かれたら、ちょっと考えますね。
え、どういう意味? 何を聞いてるの? って、思考停止に陥ったり、深読みしすぎて間違えたりしそうです。
しかし、ただ単純に
1×24 / 2×12 / 3×8 / 4×6
から「差が最も小さくなる」組み合わせを目で見て選び、「4と6だな~」と納得して、
4+6=10
とするだけです。
変な考え、妙な動きをしないようにしましょう!
正解は ② です。
(そこは、答えが1つしかない・・・)
ここまできても、まだ
「何かの式を解いたらx=4、6に絞れるのではないか」
と思ってしまうなら…
学校の勉強から抜け出せていない状態です
今すぐ、やめましょう
「差が最も小さくなるもの」を選ぶ、という部分が「最適解を選べ」というところです。
自分の目で見て選ぶだけ…
「x」の式では対応できません!
学生時代からの固定観念は今すぐ改めておきましょう!
妙な先入観がなくなれば、いろいろな問題が解きやすくなります。
それでは、本日の講座はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この講座の様子がお分かりいただけたでしょうか。
この講座は、新しい考え方を入れる講座です。頭の中をアップデートするため、ぜひ継続的にお読みいただければ幸いです。
講座には、こちらからご参加ください!▼
![](https://assets.st-note.com/img/1695441995718-hMFFzpblgj.png?width=1200)
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