英語と数学の2科目で受験できる有名大学を探しました
結果だけ気になる人は、目次から「いよいよ発表」に飛んでください。
初めに
まず、桝の基本的な考え方としては、自分自身でよく調べ、よく考えて受験校を決めてほしい、と思っています。これがすべてです。
僕自身が、得意科目と偏差値をメインに進学先を決め、結果的に中退しているからです。
ただし、「学びたいことや将来の夢、興味のある分野で大学を選ぶべきだ」なんていうのは、ただの綺麗ごとで、なんの参考にもなりません。
間違えないでください。その意見には賛成です。
ただ、それが絶対ではない、とも思っています。
決まってましたか?自分の学びたいこと。
それができるなら、どんな大学でもよかったですか?
高校生でも同じでしょう。
やりたいことで志望校を決められるなら、とても良いことです。
そこに本気でいきたいのであれば、何年か浪人する覚悟をしてでも目指しましょう。もちろん、現役でいければベストですが。
人生100年といわれ、多様化の叫ばれる時代に、数年くらい大学に入るのが遅れたところで大したことはないです(学生時代にこの考えはできなかったけど)。
これを調べようと思った経緯
さて、基本姿勢を述べた上で、実際のところ、
「浪人はしたくないよ。そもそも、それほどやりたいこと決まってないし…ある程度有名な大学に入れれば良いなぁ」
こういう高校生って、多いんですね。なんなら、大多数の高校生の意見は、これなんじゃないかと思います(言い過ぎ)。
とにかくよく考えてくれ、とはいいますが、その人なりに考えた結果、上のような内容になることも多々あります。
もちろん、それでももっとよく考えなさい、と言うことはできるし、言うべきなのかもしれません。
しかし、それって、こちらの望む意見を引き出したいだけで、本人の考えは蚊帳の外になっていますよね。
真剣に自分で考えたことなら、協力してあげたいと思うんです。
また長くなってますが、要するに、
真剣に考えた上で、「やりたいことは決まっていないから、有名な大学に行きたい。」
という相談があったんです。
一度は、もっとよく考えろ、と言ったのですが(言ったんかい)、やはり変わらないとのこと。
だったら手伝おうか、となり、その子は理系で勉強しているけど理科が苦手だ、ということで、本記事のタイトルに至ったわけです。
いよいよ発表
有名どころの大学で気になったところは、以下のあたりです。
⑤と⑥の2つは女子大です。
2019年10月28日に調べたものです。最新の情報は各自でご確認ください。
それでは、どうぞ。
①東京理科大学 理学部 数学科、応用数学科 B方式
理工学部の数学科だと、理科が必須なので注意。
②東京理科大学 経営学部 経営学科 B方式
選択が複雑なので、よくチェックしてください。
ビジネスエコノミクス学科の方は、数Ⅲも使えるので、理系でも受ける人が結構います。
③明治大学 数理学部 総合数理学科 一般入試
入試要項は11月公開予定。一応、上記ページの最後に載ってます。
あと、キャンパスが中野なので、いわゆる明治大学感は低めかも。
④青山学院大学 経済学部 経済学科 B方式
数Ⅲ利用で、社会情報学部も受けられますね。穴場かもしれない。
⑤日本女子大 理学部、家政学部の全学科 一般入試
家政学部住居学科は、建築系で物理なしで受けられるのは珍しい。
しっかり建築をやろうとしたら、入学後が大変かもしれないけど…
⑥津田塾大学 学芸学部 数学科 A方式
情報科学科との併願も可能です。
新5000円札に、津田梅子さんの肖像が使用されるとのことで、大学の倍率にも影響があるかも?
終わりに
ここに挙げたものは、その学部の個別試験の中でも、人数の多い方式のみになっています。
英語と数学に自信がある受験生、2科目でも目指せる大学はありますよ。
これらにプラスして、各大学ごとに名称は違いますが、全学部入試や中期・後期日程なども含めれば、もっと選択の幅は広がります。
パスナビでいろいろ探してみて、気になる大学があったら、各大学のサイトで調べてみると良いと思います。
自分のやりたいことをよく考えたうえで、しっかり判断しましょう。
ご覧いただき、ありがとうございます。 今後も数学を教える人として活動していきます。 よろしくお願いします☺︎