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マタニティリープ出版クラファンの全記録:クラファン完了特別号

はじめに

皆さん、こんにちは!「マタニティリープ」の出版チームです。この度は、私たちのクラウドファンディングが目標を大きく超える成功を達成することができました。皆様のご支援に心から感謝申し上げます。この記事では、プロジェクトの歩み、遭遇した挑戦、そしてそれを乗り越えて得られた学びについて深堀りしながら振り返りたいと思います。クラファンを1から行う方にも参考になれば嬉しく思います。

プロジェクトの起点

2024年5月30日、私たちは「ママの人生が変わるマジックワード#マタニティリープ〜コーチと歩むライフデザインブック〜(仮題)」と題した書籍の出版を目指し、クラウドファンディングキャンペーンをスタートしました。出版に関する費用の一部をこのクラファンで得た資金を使ってより多くの皆さんにこの本をお届けしたいと思って立ち上げたものです。そして同時に、このプロジェクトは、妊娠、出産、そして子育ての困難を新たな自分を生み出すチャンスに変えることを意味したマタニティリープという言葉を広く広めたいという意図を持って始めたものでした。

初期の挑戦とその克服

4人の本の執筆メンバーでクラウドファンディングの準備をしましたが、クラファンの応援をしたことがあるメンバーはいたものの、当事者としてクラファンを立ち上げるのは全員にとって初めての経験でした。目標金額を決めるところから0ベースで話し合い、クラファンのサイトの作成やバナーづくりなど、それぞれが試行錯誤でスタートしました。始まりの早い段階では、私たちは資金調達の目標に達するのはなかなか難しいと感じていました。だからこそ、この方にはお役に立つだろうという一人一人にお声がけをして、支援やシェアのお願いをしました。それが毎朝の日課となりました。そのことでクラファンサイトのPV(ページビュー)が増え、支援してくださる方の人数が増えていきました。

スタートから約1週間。語呂のいい数字に歓喜してスクショを撮りました

その後、凪の期間がやってきました。この辺りからいろんな関連する団体や人たちに直接会って話をし始めました。具体的には育休MBAさんや産後ケアのマドレボニータさん、ママを支援している方々です。そういった方々とのコラボレーションが少しずつ形になってきました。

残り34日で100人の支援者の方に応援していただき、こちらも記念スクショを撮りました

また、クラファンを始める前からチラシを作成し、身近な方に手渡しをしていました。こちらもCanvaを使ってメンバーが作成し、スタート前から声をかけたり、自分の子供たちの幼稚園や子育て支援施設、通っている病院に置いてもらい、ママ友にも声をかけていきました。遠くの誰かにSNSで発信することもチャレンジでしたが、身近な方に自分のやっていることを説明していくのはメンバーによってはとてもハードルが高かったです。

Canvaで作成したカード

また、当初SNS、FBやX、インスタなど、ほぼフォロアーがいない状態からのスタートでした。こちらもメンバーがインスタをマンツーマンで学びながら、動画作成やライブ配信などを実施してくれました。この2ヶ月それぞれがいろんな挑戦をし、学び、その結果を受け取っていく毎日でした。

SNS投稿にも力を入れました

そして後半に入るといろんなコラボや人に直接会ったことで先方のトークイベントにゲストで呼ばれることが増えました。その結果、私たちや活動を知ってもらった人から応援のエネルギーを直接感じる機会が増え、支援の額も比例して増えていきました。それに倣い、私たち自身も直感でコラボレーションをお願いしたい方にお声がけさせていただいて、複数のトークイベントを開催する運びになりました。
クラファン当初はママやじいじばあばといった直接的な方にアプローチしていたお声がけでしたが、ママではないパパや結婚しているしていない、子供のいるいないにかかわらず、応援してくれるようになりました。このトークイベントのおかげで、プロジェクトの意義を広め、より多くの支援を集めることができました。これらのイベントは、参加者に私たちのビジョンを直接感じてもらう貴重な機会となりました。

イベントの影響

自然堂さん、ホクレアさんほか、ゲストでメンバーを呼んでいただいたイベントが呼び水となり、クラファン最終週にはマタニティリープ主催のイベントを1日おきに行いました。

  • ママとパパのwellbeing: このイベントでは、武蔵野大学ウェルビーイング学部教授の山田博さんとコラボしました。

  • フェミニズムの歴史から『脱ママ』を考える: フェミニズムの研究をされてきた近藤あつこさんに歴史を紐解いていただき、参加者ご自身の今のスタンスや思うところを対話形式で深め合いました。

  • 罪悪感からの解放: グローバルで活躍する葛山智子さんのご経験やインサイトを伺いながら、ママがよく感じる罪悪感や自信の喪失についてもクリアに言語化できたほか、対処方法としてどんなことが可能かを探りました。

目標達成への道

多大な努力と応援してくださったみなさんのおかげで、私たちはクラウドファンディングで目標金額の116%、総額2,325,996円を集めることに成功しました。この達成は、300人以上の支援者が私たちのビジョンに共感し、資金を提供してくれた結果です。

7月15日の終了時点でのスクショ

今後の展望

引き続き秋の出版に向かって、イベントを行っていきます。本を手に取っていただいた方との交流イベントなども企画していきます。
また、それ以外にも山梨県内の産院や保育施設、図書館、大学に本を寄贈し、ワークショップや講演を行う計画があります。これにより、マタニティリープの理念をさらに広め、必要とするママたちに支援を提供していきます。

おわりに

このクラウドファンディングプロジェクトを通じて、私たちは多くのことを学び、多くの人々と繋がることができました。私たちの理想は、応援して応援してもらって、もはやどっちが応援していてされているのかがわからないようなつながりです。皆様の継続的なサポートと応援の気持ちに感謝し、これからも「マタニティリープ」の旅を共に歩んでいければと思います。どうぞ、これからも私たちの活動にご注目ください。

マタニティリープ


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