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環境、社会、経済の3つの要素を満たす - Material Bank® Japan が考えるサステナビリティとは

Material Bank® Japan とは

Material Bank® Japanは、世界最大の建材サンプルマーケットプレイスである米国「Material Bank®」の日本版で、“マテリアルとデザイナーをつなぐサービス”です。

設計・デザイン業務に関わる方の建材サンプル取り寄せプロセスを、強力なデータベースと独自のロボット物流設備を組み合わせることで効率化。デザイナーは、複数ブランドの建材を1つのサイトで素早く検索でき、深夜0時までに注文すれば即日発送され、複数のサンプルを1つの箱で受け取ることができます。また、不要になったサンプルは、送られてきた箱に入れて返送することも可能です。

こうして、これまで様々な建材メーカーからデザイナー送られていたサンプルを集約することで、箱、梱包材を減らし、同時に物流の最適化を実現しています。また、返送されたサンプルはリユースするスキームを構築するなど、サンプルにまつわるムダを低減しています。Material Bank® Japanは、そのサービスを使っていただくこと自体で、サステナビリティに貢献できる仕組み作りを行っているのです。

サステナビリティの3つの柱

サステナビリティには環境、社会、経済という3つの柱があります。
重要なのは、これらのうちのどれかをやれば良いのではなく、3つが全て満たされた状態を作ることで、初めて持続可能な構図になるということです。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

環境

環境の柱における具体的な取り組みとして、主に以下が挙げられます。

・脱炭素社会に向けた取り組み
・再生エネルギーの活用
・廃棄物の削減
・水資源の節約
・排水による水質汚染の防止
・森林の保存

また、企業の売り上げの一部を環境保護活動にあてるケースもあります。

環境の柱において取り組むべき課題は多く、これらは人類のみならず地球上で生活するすべての生物に関わる大きな問題です。現在の地球環境を改善し、未来に残すための活動が我々には求められています。

社会

公平さと個人の権限を尊重する柱です。この柱を構成する要素として、以下が挙げられます。

・人権や賃金、ジェンダーによる格差をなくす
・平等に教育を受けられる機会の提供
・強制労働や児童労働問題への対策
・社会サービスの充実(医療・保険・住宅・交通・社会福祉など)
・柔軟で多様な働き方の実現

特に一般企業に関連する要素として、多様性(ダイバーシティ)のある働き方への貢献が挙げられます。それぞれの生活環境や一人ひとりの働く意識の違いに応える多種多様な働き方の普及、ワークライフバランスを重視した労働環境の改善、効率化でより多くの人が活躍できる環境づくり。これらは自社の社員だけでなく、事業を通じて顧客やビジネスパートナーへも貢献することができます。

経済

地球環境の犠牲と引き換えに経済成長を進めていた時代には、環境や社会への配慮と経済成長は対立する関係性と考えられていました。しかし、今後は環境や公平性を守りながら利益成長を実現していく取り組みがサステナビリティには求められます。この柱の主要な観点としては、以下があります。

・既存事業の、環境/社会を犠牲にする構造からの脱却
・環境/社会の課題解決につながる商品、サービスの提供
・企業間、産学/官民のコラボレーションによる新しい価値の創出

また、経済の発展は貧困問題や社会サービスの充実など経済に関する課題解決につながり、社会の柱にも貢献する結果となります。

Material Bank® Japan が考えるサステナビリティとは

サステナビリティに取り組む上で最も大事なことは、経済面、環境面、社会面という3つの要素をすべて満たしながら、当社と当社に関係する方々が日々意識せずとも、取り組みを継続していける状態にすること――そんなふうに、Material Bank® Japan は考えています。


また、「環境・社会・経済」の3つを考える上では、現在と未来の両方に配慮するという視点も重要です。

これまでのように何の制限もなく地球環境を犠牲にし、現在の生活の豊かさと引き換えに未来の生活を閉ざしてはなりません。反対に、未来の生活を重視しすぎるあまり、現在の生活に我慢を課して窮屈にするだけでは持続可能な取り組みになりにくいです。今の世代も未来の世代も、両方が幸せになれる方法を見つけることが重要なのです。

私たちは今、未来を見据えて行動する必要があります。その上で、現在のニーズも満たしつつ、持続性のあるアクションを取っていく。Material Bank® Japan はサステナブルなビジネスを構築することで、それらに貢献します。

Material Bank® Japanは今後もサステナビリティに関連するメッセージを発信して参ります。ぜひご注目ください。

Material Bank® Japanが考えるサステナビリティ
https://soon.materialbank.jp/Sustainability


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