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【4KUHD・未開封新品】未知との遭遇 4K ULTRA HD&ブルーレイ

次は何を出そうかと思ってDVD棚を見ていたら、スピルバーグ「未知との遭遇」の通常Blu-rayディスクと4K ハイダイナミックレンジディスク(UHD)が2枚あることに気がつきました。両方とも未開封新品。Blu-rayを持っていたのに、4KのUHDも買っていたんですねえ。で、どちらも封すら切らずメルカリに。何やってるんですかねえ。

「未知との遭遇」は映画館で何回も観ました。日本公開が「スターウォーズ」翌年の1978年で、まさにSF映画の黄金時代。「劇場版スター・トレック」も同じ年ですよ。まだCGは萌芽すら無く、「スターウォーズ」にしても「スタートレック」にしても、模型の宇宙船を撮影する完全アナログ特撮の時代だったんです。

それで「未知との遭遇」は、特撮監督がダグラス・トランブルです。あの「2001年宇宙の旅」そして「ブレードランナー」もトランブル。トランブルの特撮で有名なのは「2001年」のクライマックスの、別の宇宙へワープする光のトンネルを潜る、スターゲートのシーンですが、今の人だと完全にCGだと思うでしょう。違うんですよ。スリットスキャン撮影という、アナログ撮影の極致で実現したシーンなんです。

で「未知との遭遇」ですが、宇宙からのメッセージを受け取った人が、なんとかして宇宙人と遭遇しようとする話。側から見ると基地外なんですが、観客は宇宙人のメッセージだと分かる。それで最後に歌舞伎町がそのまま空に浮かんだような電飾ギラギラの巨大宇宙船が現れるんですが、見た時は度肝を抜かれました。

それまで地球に飛来する宇宙人はだいたい侵略目的なんですが、この映画の宇宙人はあくまで親善目的で、そこは新しかったですね。このテーマはスピルバーグが80年代に撮った「E.T」に受け継がれてます。

4K UHD盤、私は「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「ブレードランナー」の3枚持ってますが、開封したのは「2001年」だけです。やっぱどれくらい高画質か観たいじゃないですか。で、当たり前ですが物凄い高画質でしたよ。

今回はこの未開封4K UHD盤と、もう一つ普通の未開封Blu-ray盤を同時出品するので宜しくお願いします。UHDは元値が高い上に4K用のプレイヤーと4Kテレビが必要になりますが、その環境にあるお金持ちの方は是非。普通のBlu-rayはそれなりのお値段で。

「未知との遭遇」にはフランスのヌーベルバーグを先導した巨匠監督フランソワ・トリュフォーが役者として、UFOを研究する科学者役で出てくるんですが、これはスピルバーグが敬愛してやまない映画監督だからですね。「シン・ゴジラ」に庵野秀明監督が敬愛する故・岡本喜八監督が、写真だけですが重要なゴジラ学者として出てきたようなものですかね。

トリュフォーは自分の映画にはよく出演しますが、他人の映画には絶対に出ないことで有名でした。しかしスピルバーグが何度も会って懇願して出演し、業界を驚かせたそうです。

「未知との遭遇」にはオリジナル劇場版と特別編、そしてファイナル・カット版の3バージョンありますが、このディスクには3つの版全てが収録されています。

「未知との遭遇 スペシャル・エディション('77米)」
リチャード・ドレイファス / テリー・ガー / スティーヴン・スピルバーグ

https://jp.mercari.com/item/m97662497029
【メルカリ売り場】★★

https://amzn.to/3EtdBuk
↑「未知との遭遇」特別版
 プライム・ビデオ


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