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#6「住まい」に対する価値観⑤ マンション購入の決め手

今回は、実際に購入した埼玉県内の駅近大規模分譲マンションを検討している時に、購入の決め手となった6項目について振り返ります。

この時、我々夫婦が住まいに求めていたのは次の3点でした。

「資産価値」・・・賃貸の家賃をもったいなく感じていた。
「子育環境」・・・当時住んでいた東京都内で保育園入れる見込みが絶望的
「立地」・・・子育てにあたってカミさんの実家に近づきたい(埼玉)


心動かされた野村不動産の説明

敷居の高い野村不動産のショールームで、担当していただいた営業は、30代半ばの男性営業マンだった。親しみやすさは無いが、落ち着いた雰囲気で話の組立が論理的、検討を進めやすそうと感じました。

最初に我々のマンション購入の目的をヒアリングし、マンション購入のメリットを簡単にプレゼンしてくれました。

1.駅近の資産価値
2.都心へのアクセス・始発駅
3.大規模分譲
4.子育て環境
5.将来的な売却・賃貸 
6.資金計画

この時、我々の住まいに求める価値観を的確にプレゼンしてくださった事が、マンション購入に直結したと思います。


1.駅近の資産価値

このマンションは駅徒歩4分の立地でした。
(実際はエントランスが複数あり、5分くらいかかりましたが)

駅からの距離に比例して、資産価値の下落率は決まります。
同じ最寄駅の中古マンション情報を使って、説明してもらいました。
駅徒歩5分圏内のマンションと、駅徒歩15分圏内のマンションでは、築20年-30年後の販売価格で倍以上の差がありました。

2.都心へのアクセス・始発駅

埼玉県内の物件ですが、都心ターミナル駅まで約20分。最寄駅は終着駅ではありませんが、一部始発のある駅でした。

「朝の電車で座って会社に通勤できる」事など夢の又夢と思っていた私に始発駅は響かないはずがありませんでした。

また、首都圏へのアクセスの良さは、資産価値の面でも安心材料となりました。

首都圏へのアクセスが良い反面、同じ埼玉県下のカミさんの実家までは、車で1時間弱かかる立地でした。子育てのヘルプを期待して、実家へのアクセスも重要なポイントでしたが、当時住んでいた都内に比べたらだいぶ近くなったと判断し、特に問題なしと結論付けました。(この微妙な距離感は後々のストレスになるわけですが、別途記事にしたいと思います。)

3.大規模分譲

マンションを検討し始めるまで、マンションの規模等気に掛けることもありませんでした。規模に応じて共益費・修繕積立金等のコストメリット、共用設備(スタディルーム・キッズルーム・ゴミ置き場・等々)の充実度が異なることもこの時初めて知りました。

長女出産前の我々にとって、キッズルーム・スタディルームは輝いて見えました。「子ども部屋最小限で済ませれるかな」と考えたりしました。

そして、何より駅徒歩4分の立地で大規模分譲のマンションが他になく、今後出る可能性がほぼ0%という希少性も、資産価値の面では大きなメリットになると考えました。実際マンションを売却する際には、この希少性が有利に働きました。

4.子育て環境

埼玉県下でも有数の公立小学校の学区内…のような事を説明されました。(この部分はカミさんが最も食いついた箇所で、私の関心は正直薄く、記憶があいまいです…)

実はカミさんの両親・お姉さんが高校・中学・小学校の先生という家庭。ちなみに、お爺さんも高校教師だったようです。カミさん実家でもこの小学校の評価は良く、「この小学校に子供を入れたい!」と思うようになりました。

また、我々が苦しんだ保育園問題も、市役所への事前リサーチとカミさん独自分析で、駅近の保育園に入れる可能性が高いとの結論に至りました。この保育園に入れる可能性が高いというポイントは、マンション購入に際して必須条件でした。また、マンション内にも認可保育園が併設されており、運が良ければ、マンション内の保育園に子供を入れれる可能性もありました。

5.将来的な売却・賃貸

マンションの資産価値に重きを置いた検討をしていた我々ですが、転勤の可能性もそれなりにありました。そのため、いざ売却・賃貸に出す時に、しっかりとフォローしてもらえるかも、大きな懸念材料でした。

営業さんから丁寧な説明があり、子会社の売買仲介サービス、サブリース制度の存在を教えてもらいました。大手不動産会社ということで、アフターフォローも充実ですね。

6.資金計画

ここまでの説明で、我々夫婦が求める「資産価値」「子育環境」「立地」に合致する物件であることが確認できたのですが、手が届く物件なのかが不安でした。

最初に見たマンションは平均価格帯が3000万円台前半でしたが、このマンションは平均価格帯が5000万円台でした。

いやいや、25歳の若造には無理でしょ

と、思っていました。
しかし、営業の方は我々夫婦の年収をヒアリングしたうえで、
「年収の7倍までは普通に住宅ローン通りますよ、共働き世帯はペアローンも組めるので、全く問題ありません

我々夫婦:「!!」(顔を見合わせて)
営業:「35年ローン組めるので、若くでマンション購入される方もたくさんいますよ!」

この時点で分譲マンション購入は心の中で決まっていたと思います。

分譲マンション購入決定

ということで、このマンションは当時の我々が「住まい」に求めた価値観(「資産価値」「子育環境」「立地」)をほぼ満たしていました。
そして、この野村不動産分譲のマンションの購入を決断することになります。

実際は、この後3件程分譲マンションを周り、決める事になるのですが、「価値観」についての振り返りをメインにした記事なので、マンション比較検討の経験は別途の記事にしたいと思います。

このように検討時は、最強のマンションを買ったつもりの我々夫婦は約3年後にマンションを売却します。子供が生まれて生活が変わり、「住まい」に対する価値観が大きく変わったのだと思います。
次回は、マンションを売るまでに至る経緯を振り返り、価値観がどう変わったのかを考えたいと思います。

振り返りをしつつ、現在に目を向けると、進行中の戸建て計画は確認申請前の詰めの段階になってきました。価値観編をペースアップしないと家が建ってしまいますね…

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