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初めておつかい(海外)した話

良く帰って来れたねシリーズ、もう1つありました!♪

 こんなところからもこんなところからもこんなところからも
 帰って来れてました。

添乗員付きのツアー、
10日間でパリ・ミラノ・ロンドンを回るツアーでの続き、
それはミラノで起こりました。


出発後に行程が一部変更になり、夜行列車でパリからミラノに入ります。
ミラノに入り宿に入ってすぐなぜかウンウン魘され
半日は横になっていました。ガイドブックを見る余裕もありません。


翌日は元気取り戻し、同行の先輩と地下鉄に乗って出かけます。
目的地は
 ・サンタ マリア デッレ グラツィエ教会
 ・スフォルツェスコ城(ピエタ像)
そしてもう一つ・・・、ACミランのショップ


当時の職場の人にポロッと言ってしまったのです。
ミラノに行くと。

「エーシーミランのTシャツ買ってきてぇ~、お金はなんぼでも払う~!」

当時はまだよほどサッカーの好きな人しか伝わらない言葉、
「エーシーミラン」
何それ。そんなに大切!?

ネットで購入なんてなかった時代です。


教会に行ってからお城に行きました。
教会では何故か涙が溢れてくるという経験もありました。
ミケランジェロ最後のピエタ像も間近でみることができました。
素晴らしい経験。


さて。
「エーシーミラン」です。
確か地図には描かれていて、お城から歩いて行けそうでした。

地図と片言の英語・イタリア語で道を訊きます。
訊く人が居なくなると、お店の中まで入っていって訊きました。
・・・・なかなか見つからない。
石畳の街のカーブの多い道を歩きます。

なんとか見つけたのです。
「買ってこいって言われたんです!」とか何とか
お店の人に言ったような。。。
ミッション達成です。


めでたし、めでたし、とはいきません。
帰らなくては。

先輩に歩かせてしまった申し訳なさもあり
とても心細かったような記憶があります。
そして、トイレに行きたい。

駅に行けばいい、それくらいの知恵は働いたと思いますが
なんだか若くてとても美しい人たちが
沢山出入りしているところがあって
吸い寄せられるように先輩と入っていきました。

トイレ、あった!!助かった。。
それはお首にも出しません。

後で見てみると、美術大学だったようです。
出入り自由で助かった・・・
ホッとした私たちは無事に地下鉄に乗り、ホテルまで帰りましたとさ。



これも、私の奇跡のひとつ。
何かに道案内をしてもらったような。

こんな経験、ありませんか?



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