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良く帰って来れたねの話

良く帰って来れたねシリーズ、もう1話ありました!

今度はタイ、プーケットです。

初めての海外旅行。

人気のリゾート地を選びました。

ディカプリオの映画のロケ地になる前くらい昔の話です。

 

基本的にガイドさんが付いてくれて

何も怖い思いをするはずのない日程です。

でも、『地球の歩き方』というガイドブックを買い、

コップン カー(こんにちは)

ロット ダイ マイ(安くしてください)

これだけ覚えて

ホテルの周辺に散歩に出ました。

 

水着の上から着るような服をひとつ買い、

ホテルに戻りました。

ロビーに面した面がガラス張りになったエレベーターに乗り

部屋の階に到着する直前に、バンッと真っ暗になりました。

停電です。。。

 

真っ暗で、非常ボタンもどこかわかりません。

「カメラのフラッシュをたこう!」

フラッシュのたき方がわからず

カシャカシャ写真を撮りフラッシュをたき、非常ボタンを押しましたが

応答がありません。

ロビーの人に、ここに私たちがいることを伝えようと

ロビーに向かってフラッシュをたきました。

 

ほんの少しエレベーターが動き

友達と力を合わせてドアをこじ開け、

よじ登るようにフロアに出て部屋に戻り・・・

一目散にトイレをめざしました。

 

ああ、良かった。

 

これも、私の奇跡のひとつ。

こんな体験、されたことはありませんか?

 


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